ノアもヴェゼルも狙えるぞ!! 安っぽさゼロなのにコスパ最強!! マジで買いなクルマ5選

ラリーのイメージはなくなったものの走りはアツい第6世代のスバル・インプレッサ

見栄え抜群!! 安っぽさはいっさいないのにはコスパがいい!! 一石二鳥カー5選
インプレッサの中間グレードとなるST-Gは、スポーティなスタイルと爽快な加速感が魅力のe-BOXERを搭載

 2023年1月の東京オートサロン2023で日本仕様のプロトタイプが公開され、同年4月に価格が発表されたインプレッサ。

 日本市場での名称をインプレッサSPORTからインプレッサに変更した第6世代は、歴代モデルのスポーティでかつカジュアルなデザイン、優れた運動性能、安心の先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼備しつつも、スバル最新の技術を搭載して安全性能や動的質感を大幅に進化させた一台に仕上がっている。

 そのグレード展開は3つ。

 優れた出力性能と環境性能を備えた2.0リッター直噴のBOXERエンジンを搭載するST、水平対向エンジンにモーターを組み合わせてスムーズで爽快な加速を実現したe-BOXER(2.0リッター直噴エンジン+モーター)を搭載するST-GとST-Hが設定。

 なかでもコスパがいいけど見栄えが抜群なのは、車両本体価格がFWDで281万6000円、AWDで303万6000円と比較的お手頃感が高い中間グレードのST-Gだ。

 ST-Gが搭載するe-BOXERはスバルらしい楽しい走りを追求したパワーユニットで、機能に応じてモーターアシストを活用する専用制御を備えていることも大きな特徴。

 たとえば、SI-DRIVEでスポーツモードを選択した際は中速域においてアクセルペダルを踏み込んだ瞬間から力強い加速を発揮し、よりスポーティな走りを体感することができるのだ。

 また、カーブに差しかかったときの運転操作からスポーティな走りをしていると判断するとエンジン回転数やモーターアシストの作動を制御し、よりダイレクト感のあるコーナリングが味わえるe-アクティブシフトコントロールなる機能も備えており、おじさん世代(=往年のラリーファン)も十分に満足できる走行性能も魅力のひとつとなっている。

スズキ・ジムニーで見栄を張りたいならば迷わず“シエラ”を選ぶべし!

見栄え抜群!! 安っぽさはいっさいないのにはコスパがいい!! 一石二鳥カー5選
半世紀におよぶジムニーならではのこだわりと技術を継承しつつ、ジムニーに求められる本格的な四輪駆動車としての性能をさらに進化させたシエラ。JC(写真)の車両本体価格は5MTが198万5500円、4ATが208万4500円

 2018年7月に20年ぶりとなる全面改良が行われたジムニーとジムニー シエラ。

 発売からすでに4年以上が経過しているにもかかわらず、いまもなお納車待ちが1年以上という人気ぶりはクルマ好きなら周知のとおり。

 しかし、今回の“コスパがいいけど見栄え抜群!!”というテーマで取り上げたいのは軽自動車のジムニーではなく、新開発の1.5リッターエンジンを搭載した小型四輪駆動車のジムニー シエラだ。

 1977年に発売された0.8リッターのジムニー8を原点とし、軽自動車のジムニーをベースに小型車用エンジンを搭載して海外市場においても小型で本格的な四輪駆動車として活躍したジムニー シエラ。

 そんな名車の最新モデルは機能を追求した内外装デザインに、見切りの良さ、荷室空間の広さや使いやすさを進化させ、さまざまなニーズに応える使い勝手が徹底的に追求されている。

 また、先代モデルに対して車体全長を50mm短くするとともに全幅を45mm広げることで取り回しの良さと高速走行時の安定性を両立。

 軽量・コンパクトで燃費に優れ、出力&トルクを向上させた1.5リッターの新開発K15B型エンジンも動力性能を進化させるとともに被水や雪、飛び石などへの対策を施して信頼性が大きく向上している。

 もちろん、ジムニーならではの“ラダーフレーム”、“FRレイアウト”、“副変速機付パートタイム4WD”、“3リンクリジッドアクスル式サスペンション”という伝統の車体構成もしっかりと継承。

 それでいて、車両本体価格は186万3400円から208万4500円とリーズナブルなだけに、1年以上待ってでも乗りたいという人が絶えないのもナットクといったところだろう。

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