シルビア復活期待しちゃったIDx!! スケスケミニバンにスリッパ風のクルマ!! 昔も激アツだったコンセプトカー8選

シルビア復活期待しちゃったIDx!! スケスケミニバンにスリッパ風のクルマ!! 昔も激アツだったコンセプトカー8選

 大盛況だったジャパンモビリティショー。今回もワクワクするクルマばかりだったけど、過去のモーターショーもハンパなかった。そこで市販化を期待したり、お!! っと思わせてくれたコンセプトカーたちを一挙に!!!!

※本稿は2023年10月のものです
文/大音安弘、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年11月10日号

■見どころはやはりスポーツカー

スズキ GSX-R/4(2001年)。スポーツバイク「GSX-R」の四輪化コンセプト
スズキ GSX-R/4(2001年)。スポーツバイク「GSX-R」の四輪化コンセプト

 ジャパンモビリティショー(JMS)へと生まれ変わった日本最大のモーターショーの開幕が迫ってきた。

 JMSではさまざまな次世代モビリティが集結し注目されるが、過去の東京モーターショー(TMS)も、インパクトのあるショーモデルが多数出品された。そこで、ここでは21世紀以降の印象的なコンセプトカーを集めてみた。

 近年は、省エネや環境負荷低減を狙った次世代エコカーや先進機能を備えたコネクテッドカーなどが主役。ただ軽自動車文化のある日本らしく、電動化に頼るだけでなく、小さく軽いモデルも多く発表されてきた。

 その中で見所満載だったのがスポーツカーだ。原点回帰といえる「トヨタS-FR」は、今でも市販してほしい一台。

 またスズキのハヤブサのエンジンを積む「GSX-R/4」は、ドライブシミュレーター「グランツーリスモ」に登場し、バーチャルな世界で進化を続けているだけに、実世界での新展開にも期待したいところ。

 現代版シルビアともいえる日産「IDx」もお蔵入りさせずに、発展性を見せてほしい。

■今も昔も好奇心をかき立てる出展車たち

トヨタ Fun-Vii(2011年)。ボディがタッチパネルというまさに走るスマホ!
トヨタ Fun-Vii(2011年)。ボディがタッチパネルというまさに走るスマホ!

 小さなクルマを得意とするスズキとダイハツは、次世代小型オフロードカーの提案も多かった。ジムニーの後継と目された「スズキ e-サバイバー」に加え、軽トラックのコンセプトも注目の的に。特に軽トラは、今がブーム。それを追い風に新たな展開にも期待したくなる人も多いはず。

 JMSの主役は電動車だ。そのことにちょっと期待薄めと感じる人もいるだろう。しかし、ここで紹介したコンセプトたちは、時代の流れを好奇心へと変えてくれた。そのことを胸に刻んでぜひ会場に出向き、未来の乗り物との出会いを楽しんでほしい。

次ページは : ■印象に残るクルマたちを振り返る!

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