10月19日にレクサスLMの国内仕様が発表。その価格は2000万円! このお値段だと、輸入車を含めて選択肢はたくさんありそうだが、どんな高級車が選べるのか?
※本稿は2023年10月のものです
文/清水草一、片岡英明、国沢光宏、小沢コージ、渡辺陽一郎、永田恵一、西川 淳、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年11月26日号
■レンジローバー(1960万円)
●3つのポイント
・乗り心地が世界一くらいにいい!
・内外装の美しさ・上品さは“ゲージュツ”
・ディーゼルなら燃費もまあまあ
もしもオレが社長だったら……って実は社長なんだけど、計2名の会社なので、いわゆる「社長」の何万光年も手前だ。もしもオレがいわゆる「社長」なら、社長車にはレンジローバーを選びたい!
新型レンジローバーの乗り心地のよさには心底ブッたまげた。レンジローバーがあればロールスロイス・ファントムはいらん! と確信した。
しかもレンジローバーはデザインがすばらしい。面構成のシンプルさ、美しさはゲージュツとしか言いようがない。つまり上品で嫌味やオラオラ感がない。インテリアも貴族そのもの。そういうクルマの後席に乗る社長になってみたかったよ!
(TEXT/清水草一)
■トヨタ センチュリーセダン(2008万円)
●3つのポイント
・泣く子も黙る御料車の血統
・今やとても希少なV8エンジンを搭載
・驚異的な静粛性と快適な室内空間
オレが社長なら、センチュリーのセダンを選ぶね。先代にあったV12エンジンの設定がないのは残念だ。が、精緻でパワフルな5LのV型8気筒は、重量ボディを滑らかに加速させてくれる。
エアサスの上質な乗り心地に加え、静粛性と快適性は老舗のドイツやイギリスのショーファーカーにも負けていない。
しかも誰が見てもセンチュリーとわかる風格漂うエクステリアだ。内装も高級な素材をふんだんに使い、ウールシートも心地よい。
そして極め付きは「皇室御用達」という、富を手に入れた成り上がり者には嬉しい響きだ。コスパが高く、燃費もいい。これって金持ちは言わないか!?
(TEXT/片岡英明)
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