レガシィにレグナム売れたよなぁ……クラウンエステート復活でもしや再流行か!? 今こそ欲しいステーションワゴン4選

■トヨタ・カローラ ツーリングは低価格・心地良い走り・利便性の3拍子揃った万能選手

クラウンエステート降臨で再注目!! 乗ったら病みつきのステーションワゴン4選
スポーティ&エモーショナルを追求したアクティブスタイルが見る者を引きつけるカローラ ツーリングのエクステリア

 普段使いのクルマとして重宝する便利なステーションワゴンであるにもかかわらず、車両本体価格が207万円から304万8000円というリーズナブルさが魅力のカローラ ツーリング。もちろん、そのスペックも見どころは満点だ。

 年齢・性別を問わず受け入れられるデザインにあらためられたエクステリアは、シンプルかつスポーティさが最大の特長。

 後方への抜けの良いサイドウィンドウグラフィックとドアショルダー部で伸びやかさを表現するとともに、立体的な造形がスタイリッシュな樹脂バックドアの採用もトピックとなっている。

 パワーユニットは心地良い加速感を披露する1.8リッターエンジンを採用したハイブリッドとGRヤリスのRSグレードにも採用されている1.5リッターの直列3気筒の2種類を設定。これに組み合わせられるトランスミッションはハイブリッド車が電子式無段変速機、ガソリン車がDirect Shift-CVT(ガソリン車)となる。

 駆動方式も2WDだけでなく、ハイブリッド車には加速時や雪道などの滑リアすい路面でスムーズに4WDに切り替えられるE-Four(電気式4WDシステム)の2種類を設定されており、走りの良さも特筆すべきポイントといえるだろう。

 ステーションワゴンならではのアドバンテージである高い積載性能も通常時は392リッターの荷室容量を確保するとともに、シートアレンジ次第では最大802リッターまで拡大可能。

 加えて、従来モデルに比べてサイズが全長が85mm、全幅が50mm、ホイールベースが40mm拡大されたにもかかわらず、日本の道路環境を考慮して開発された日本専用ボディの恩恵により、取り回しの良さの指標となる最小回転半径は従来モデルと同じ5.0mを実現。

 そう考えると、アシ車として欲しくなってきたという人もいるんじゃない?

■スバル・レヴォーグ レイバックが新たな可能性を秘めたステーションワゴンとSUVのクロスオーバー

クラウンエステート降臨で再注目!! 乗ったら病みつきのステーションワゴン4選
最低地上高を高くすることでSUVらしい縦の厚みと横への広がりを強調したレヴォーグ レイバック。立体的で豊かな表情も特徴のひとつだ

 スバルが2023年10月に発表したレヴォーグ レイバック。

 このニューモデルは、レヴォーグが持つ先進安全・スポーティ・ワゴン価値の3つの価値に加えてSUVの価値である自在性と上質さを兼ね備えた、スバルのSUVラインアップの中で唯一無二の存在となるSUVとして日本市場向けに新たに開発した一台。

 したがって、本来はステーションワゴンにカテゴライズされるモデルではないが、ここではあえてステーションワゴンとして紹介させていただくことをあらかじめご了承いただきたい。

 200mmの最低地上高を確保することで獲得した高い走破性とあらゆるシーンで思いのままに操れる力強くてスポーティな走りを両立させつつ、高い静粛性と快適な乗り心地も実現したレヴォーグ レイバック。

 そのエクステリアデザインはベースとなるレヴォーグの引き締まった凛とした佇まいを豊かでおおらかに包み込む“凛と包”をコンセプトに、これまでのスバル車とは異なる独自の世界観を表現。

 荷室スペースもカーゴフロアボード上部に492リッター、サブトランクに69リッターというトータル561リッターの大容量スペースを確保するとともに、4:2:4分割可倒式リアシートによって荷室を自由に拡張することで大きな荷物や長尺物の搭載も可能となっている。

 また、ハンズフリーオープンパワーリアゲートにより、両手がふさがっていても体の一部を六連星オーナメントに近づければリアゲートが自動で開き、荷室へアクセスも可能と使い勝手も抜群だ。

 エンジンは日常での扱いやすさを重視して、低回転域から300N・mの高トルクを発生する1.8リッターDOHC 直噴ターボの“DIT”を搭載。少ない燃料でより多くのエネルギーを生み出すリーン燃焼などの採用による優れた環境性能も魅力のひとつといえるだろう。

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