■清水草一が選ぶデートカーは?
・俺が考えるデートカーとは?
デートカーは、適度な実用性と適度な非日常性を併せ持ったクルマであることが望ましい。つまり「無理をしない冒険」が体験できるクルマだ。
加えて、2人のための乗り物感があったほうがいい。40年前はそれが、プレリュードのような2ドアクーペだったといえる。
・現行車から選ぶと?
じゃ現代のデートカーは何かといえば、最適なのはジムニーだろう。ジムニーには適度な実用性と適度な非日常性がある。決して不便じゃないけれど、乗れば微妙に別世界に行ける。しかも2ドア。リアシートは狭くて緊急用だから、ふたりの乗り物感もある。
値段もそれほど高くないので、若年層でもなんとか買える。考えれば考えるほど理想的なデートカーじゃないか! おっさんのデートにもオッケーだ。むしろカッコイイぜ!
■西川淳が選ぶデートカーは?
・俺が考えるデートカーとは?
昭和の頃って自由に連絡し合えなかったからクルマがコミュニケーションのツールも兼ねていたんだ。絶対に必要なモノだった。だからこそ時代的に“かっこいい”価値観が重要視された。令和は違う。コミュ後の移動ツール。だから空間=車内の適度な広さこそがデートカーの命だ。
・現行車から選ぶと?
軽カーでもSUVでも何でもいい。適度な空間さえあれば。昔風のデートカーは二人の距離が近すぎて×だ。
かといって、でかいミニバンじゃいきなりファミリーくさくてデートの雰囲気も出ない。みんなでワイワイみたいなのとも違う。
それとブランド志向も昔に比べると薄い。超高級車はかえって胡散臭いと思われる。程よく高級がいい。となればレクサスは強い。フル電動のRZならいっそう“ナウ”な感じじゃないか!
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