■「いいモノなら売れる」とは限らない現実の厳しさを教えてくれました マツダ 3代目MPV(2006〜2016年)

●他社のミニバンに比べてやや狭かったか?
3代目のマツダMPVは、2006年から2016年まで販売されたマツダのミニバンです。
キャッチコピーは「スポーツカーの発想で、ミニバンを変える」というカッコいいもので、エンジンも(当時としては)先進的な直噴ターボエンジンを採用するなどかなり頑張りました。
後輪のサスペンションもマルチリンク式(かなり凝った作りの上等なサスペンション)です。それなのに、不人気でした。
なぜ売れなかったのかはわかりませんが、とにかくざんねんです。
・発売年月:2006年2月
・エンジン種類:直4 DOHC
・総排気量:2260cc
・最高出力/最大トルク:163ps/21.4kgm
・全長/全幅/全高:4860×1850×1685mm
・車両重量:1720kg
・諸元記載グレード:23F
●ざんねん度:★★★★☆
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なんでそうなったの!!? ざんねんだけど、でも愛おしい。そんなクルマたちの数々を集めた『ざんねんなクルマ事典』『ますます! ざんねんなクルマ事典』は講談社ビーシーより絶賛発売中! アマゾンのレビューも好評価です!
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コメント
コメントの使い方Mazdaのミニバンは売れなかったわけではないですがプレマシーも特によかったですよね。サイズ感もほどほどでデザインもよりスタイリッシュで好きでした。フロントデザインはラフェスタハイウェイスターのほうが好きでしたが…。
MPVも二台乗り継いだことあります。印象にあるのは今のマツダに繋がる豪華な内装パーツ。ウォークスルーも便利でした。
ネックはナビや電装品と、燃費は当時の最重量クラスなのと踏まないと走らないので高速でも一桁、街乗りではその半分。
エンジンと足回りは故障に悩まされつつも、人を乗せるのに都合よすぎるパッケージなので家に一台あると便利な車でした。