老舗「ワーク」が販売中のEQUIP01は、かつて大流行したホイールを現代の技術で復刻。まさに旧車にピッタリの仕上がりなのだ。もちろん今のクルマにも相性バツグンなのだが、今回は超希少なTE37レビンに履かせてみた。マジでカッコいいです!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫
【画像ギャラリー】メーターだらけの内装が感涙モノ!! キレイすぎる超希少TE37レビンの全貌を写真で(18枚)画像ギャラリー■たった256台だけ!! 残存個体はごくわずかなTE37レビン
TE37レビンは今思えばかなり不遇な時代だった1974年にデビュー。オイルショック全盛の時代でスポーツカーにとっては厳しい時代であった。
そのため生産台数は256台とも言われており、中古車市場にもほとんど出回らないシロモノなのだ。
じつはマフラーなどを手掛けるチューニングメーカー藤壺技研工業の社長の愛車。かつて所有していたものの、また手に入れるべく30年以上探し回っていたという。
オールペンはもちろん足回りにワンオフ製作のマフラーなど、こだわりの詰まった一台に履かせたのがワークのエクイップ01なのだ。
ちなみに前後ともに60mm車高をダウンさせ、迷いに迷って選んだのがこのホイールだという。
■ただの復刻版にあらず!! 金型から設計し直しの本気度
このエクイップ01はご覧の通り4本スポークホイールで、復刻といえどもすべて型から起こした新作なのだ。
というのも当時のまま発売をするには、現在の基準からすれば強度不足であると判明し、1から開発を進めたという。
今や多くのホイールは5/6本スポークが当たり前であるが、じつはエクイップ01のような4本スポークは加重の乗り方が一方通行しかなくバランスがとりにくいという問題が。
そこで金型から形成をしたという気合の入れようで。当時の姿を忠実に再現しているのも感動モノ。
■深リムがたまらん!! オールブラックもあるゾ
3ピース構造で深リム仕様もラインアップ。TE37レビンは前後同じサイズだが、リアはフロントより1.0J幅広く、タイヤ幅も195となっており、FRスポーツカーらしい見た目なのも◎。
エクイップ01のディスク標準色はブラックカットクリア1色のみで、リムアレンジは全6種をラインアップ。リムカラーはブラックアルマイトも選択可能で、こちらは一見の価値アリ。
あくまで担当一個人の意見だが、ブラックカットリアディスク+ブラックアルマイトリムをホワイトボディーのクルマに履かせれば超絶似合うハズ。
復刻版といえども、さすがワーク。1から設計を見直しており、旧車はもとより現行車にも似合うデザインはお見事!!
今回は装着車がTE37レビンであったが、現代のクルマに履かせているオーナーも数多く存在。軽トラや軽バンといった商用車など、どんな車種にも似合うのだった。これマジで検討する価値アリです!!!
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