■立ち往生したらマフラー周辺の除雪を!
JAFでは、大雪などによってクルマが立ち往生した際のシミュレーションも行っている。
極寒の中クルマが立ち往生したら防寒のためエンジンをかけておくが、気を付けたいのがCO(一酸化炭素)の増加だ。クルマのマフラー周辺が降雪でふさがれると、排気ガスが車内に還流してしまうことがあるのだ(電気自動車はこの心配がない)。
JAFのテストでは、マフラー付近を雪でふさがれてしまうと20分ほどで車内のCO濃度が1000ppm(検知器の上限)に達し、そのまま3時間ほど経つと死に至る危険性があることが分かった。
いっぽう定期的にマフラー周辺を除雪した場合は車内のCO濃度は低いまま。また窓を5cm程度開けただけでも、COの濃度が抑えられることが明らかになっている。
万一雪の中で立ち往生した際は、出入りするためのドア回り(これは電気自動車でも重要)とマフラー周辺の除雪を忘れずに行おう。 年末年始は家族や友人と朗らかに過ごしたい。リスクは事前に把握して安全なドライブを!
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