2024年2月5日、東京23区や埼玉県南部を含む広い範囲で10cm前後の積雪が予想されています。「夏タイヤでも雪道なら大丈夫」とか「ちょっとそこまでなら問題ない」とかよくわからない根拠で自信を持っていませんか!? 雪道での夏タイヤ運転、絶対ダメ!!
※2022年11月30日配信記事を再掲載したものです
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、Adobe Stock、トビラ写真:poloska25@Adobe Stock
■夏タイヤのままで雪道走行すると違法
本日2月5日午後から明日6日朝にかけて南岸低気圧の影響で関東の広範囲で雪が降ると予想され、東京23区では10cm以上の積雪が予想されています。
スタッドレスタイヤに替えず夏タイヤを履いたままで「ちょっとくらい平気だろう」という認識でクルマを使おうと思っていませんか? 未だに降雪時には夏タイヤのままで走行し、坂道で立ち往生するクルマが後を絶ちません。
そもそも夏タイヤを装着したままで雪道を運転すると『公安委員会厳守事項違反』に該当し、反則金6000円(普通車)の罰則があります。
道路交通法第七十一条(運転者の厳守事項)の六項にて、“……中略、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項”とあります。
よって、各都道府県の公安委員会による道路細則でスタッドレスタイヤの装着やタイヤチェーン等滑り止めの措置をしなければいけないことが定められているのです(※沖縄県は除く)。
また反則金の有無についてだけではなく、雪道でスリップした際に自損事故で済むとは限りません。当然ながら他車との衝突、そして歩行者を巻き込んだ人身事故に発展する恐れもあります。その際の処分についても雪道を夏タイヤで走っていれば当然ながら運転者の過失も大きくなることは間違いありません。
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