海外専売車を日本に持ってくる流れは、流行する可能性も
クルマはあくまで「快適に移動する」ことを目的とした工業製品だ。走りがいいとか乗り心地がいいなど、走行性能を楽しむ人はむしろ少数派であり、購入時にかかるお金はいくらなのか、維持費はどのくらいかかるのか、そしてリセール価格はどのくらいになるのかなどのコストパフォーマンスに関しては、購入する誰もが気になるところであろう。そのコスパに徹底的に特化したこのWR-Vの販売動向は、今後のホンダに大きな影響をもたらすことになるはずだ。
そして、インドやアジア圏で売っていた海外専売車を日本市場へ持ってくる、という戦い方も、今後の日本市場において、無視できない手法になってくるだろう。このWR-Vのほかにも、日産のキックスや(すでに販売終了となったが)マーチ(K13型)がそうだし、今後も三菱の「トライトン」の日本導入が予定されている。次はどのクルマが登場するのか、非常に楽しみだ。
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