■お店の顔は同じになり判別不能‼値引きも変わらないなら店と人で選べ
トヨタには、各店舗にまだチャネル名が残っているが、売っているクルマは変わらなくなった。
掲げる看板も統一がすすめられ、各地域で販売店資本の統廃合も進む。
他メーカーでも資本の違う販売店は残っているが、簡単には見分けられなくなってきた。買い回りのための別資本のお店を探すだけで骨が折れる。
さらに、新車販売における値引き率は年々縮小傾向だ。購入者による優劣が付かないように、値引きという不確定なシステムを無くす動きも出てきている。
売り手側も「ほかで買われては困ります」というより、「この条件で買わないなら、別に売らなくていいです」というスタンスに変わりつつあるだろう。
こうした変化を買い手側は理解しておきたい。
そこで、筆者がお勧めしたいのは、大幅値引き探しの買い回りではなく、この店から(この人から)買いたいと思えるお店探しの買い回りだ。
購入条件はほぼ一緒ならば、気持ちの良い買い物やアフターサービスを受けられるお店を選びたい。
売り手側とウマが合ったら、あとは一気に決めるだけ。対人間の商文化が残るからこそ、値段ではなく人を見て買うという方法が良いと思う。
人を重視して買うか買わないかを決める、これこそが令和のクルマの買い方だ。
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