いまから20年ほど前である2003年1月に、2シーターの超小型車として誕生したスズキの「ツイン」。販売当時は大いに話題に上がったものの、わずか3年弱(2005年12月)で販売終了となってしまった。
ツインがわずか3年弱で撤退せざるを得なかったのには、日本でツインのような超小型モビリティやシティコミューターが根付きにくいということが背景にあるように思う。当時としては実に画期的だったツインについて振り返りながら、日本で真のシティコミューターが根付かない理由について考えてみよう。
文:吉川賢一
写真:SUZUKI、ベストカー編集部
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コメントの使い方乗車定員や出力で自動車税が増減する仕組みにすれば、超小型モビリティなんて規格を作らなくても済んだかもしれない。通勤やデリバリー用途なら単座ミゼット2でも充分。