■かつての爆裂ターボ搭載フォレスターを知る古参ユーザーは何を思うか?
CAFE燃費を稼いでくれるストロングハイブリッドはスバルにとってありがたいユニットであるのは間違いない。
ところで、悩ましいのはストロングハイブリッド採用で燃費性能を向上させてきたとしても従来型EJ20ターボ&FA20ターボ時代を知る古参ファンに対し、燃費コンシャスとなる新型フォレスターがどう映るかということではないだろうか。
実際、現行型フォレスターのターボ車(Sport、STI Sport)はトルク型の直噴1.8Lターボ(177ps)で、280psだったFA20ターボを積んだ先代フォレスターXTの加速力には及ばない。
しかもストロングハイブリッド採用で車両本体価格が現行型よりもアップするのは確実だ。現行型フォレスターは300万円前半から375万円前後の価格帯で収まっており、コストパフォーマンスに優れるSUVだ。
新型フォレスターがスバル初のストロングハイブリッド採用となるのかどうかは未定だが、新型フォレスターの存在が今後のスバルの存在を決定づける試金石となりそうな感じだ。
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