「出せば売れるジャンル」に挑戦すらしていない日産
現在の日産ラインアップにおいて弱いと感じるのが、ヴェゼルやヤリスクロスが爆売れしているコンパクトSUVカテゴリと、アルファード/ヴェルファイアが君臨するラージミニバンカテゴリ、そしてシエンタとフリードが独占状態のコンパクトミニバンカテゴリがないことだ。かつては、ジュークやデュアリス、マーチ、キューブなど、台数を稼げるラインアップがあったどれも廃止になり、日産は「出せば売れるジャンル」に挑戦すらしていない。これらを考えると、繰り返しになるが、前述したリーフやキックス、エルグランドの刷新に加えて、コンパクトミニバンを投入することは、9万台増実現には不可欠ではないだろうか。
日産は、他社の人気車を真似しないことを「美徳」と考えるのか、売れるジャンルが分かっているのに手を出さない傾向があるように思う。是非とも新型モデルに期待したい!!
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