現行型になってからスポーツグレードでもMTの設定が無くなり、随分と寂しくなってしまったフィット。これも時代の流れなのかと感じる一方で、やはりあの乗り味が忘れられない人も多いのではないだろうか? そこで今回はそんな人達に今こそ勧めたい「先代フィットRS」をご紹介しよう。
※本稿は2024年4月のものです
文/伊達軍曹、写真/HONDA、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月10日号
■スポーティな足を備え6MTを選べる
2013年から2020年まで販売された先代ホンダフィットのスポーティグレード。搭載エンジンは最高出力132psを発生する1.5L直噴i-VTECで、トランスミッションは6MTとCVTの二本立て。
16インチの大径ワイドタイヤを装着し、左右のサスペンションとサスペンションを繋ぐスタビライザーも大径化。そして電動アシストステアリングのモーターも高出力化されている。
■中古車購入ポイントは?
中古車の流通台数は約90台と豊富で、MT車比率も約5割。相場は6MT車が総額80万~250万円で、CVT車は総額60万~180万円というイメージ。CVT車のほうがお安いわけだが、この程度の差であればぜひ6MT車を選びたいところ。
ちょうどいい塩梅の6MT車は前期型が総額80万~110万円付近だが、ホンダセンシングが採用された2017年6月以降の後期型は約120万~180万円となっている。
・中古車おススメ度:★★★☆☆
・中古相場:約60万〜250万円
・新車時価格:180.0万~201.7万円
・年式:2013~2020年
・入手しやすさ:★★★★☆
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