■「トヨタが責任」の意味
ダイハツ工業の会見があった同じ日、トヨタ自動車の中嶋裕樹副社長も囲み取材で記者からの質問に答えた。今後、ダイハツの小型車開発や認証、製造のリソーセス(能力や時間、資金や認証、資材や供給源など資源全般)管理についてトヨタが責任を負うことを明言。
「いつまで?」との質問に、「いつまでも、とは考えていない」と、一時的な措置であると回答。軽自動車の開発や認証については今後もダイハツが担当する。
■ダイハツ小型車とこれから
ダイハツといえば軽自動車の技術を盛り込んだ小型車の開発・製造も得意分野であり、トヨタグループ内で随一の実力(この実績やプライドも今回の認証不正問題の一因ともいえる)。
代表的な車種はロッキー/ライズ、トール/ルーミー、(現在生産終了の)ブーン/パッソがある。今回の問題発覚後、これらのダイハツ製小型車の次期型開発はトヨタに移管されるのでは……という噂もあったが、ダイハツが開発を続ける(トヨタが管理)ことがわかった。
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