クラウンクーペ予想!新世代クラウンの最新バリエーション、これが未来のスタイリッシュカーになる

痛快で「超」気持ちがよい、2.4Lディアルハイブリッドはマストで欲しい!!

 クラウンシリーズのパワートレインは、現時点では、2.5Lハイブリッド、2.4Lデュアルブーストハイブリッド、PHEV、水素燃料電池というラインアップだが、クーペには、2.4Lターボを採用することを強く希望したい。もちろん、エントリーグレードには2.5Lハイブリッドを用意して、車両価格のレンジを広げるのも必要だが、現時点クラウンクロスオーバーRSのみに採用されている2.4Lターボユニットのパワフルかつリニアな加速フィーリングは、他のグレードよりも痛快でもっとも心地良い。WLTCモードで15.7km/Lと燃費が良い環境対応型ユニットというのも素晴らしい。

 また、エクステリアデザインは、Aピラーを寝かせてクーペスタイルとし、大径タイヤを収めるために前後フェンダーは膨らませ、さらに他のクラウンよりも優雅で日本の美意識が感じられるようなデザイン要素もとりいれたいところ。カブリオレとして電動ルーフ開閉機構も必須だ。

 インテリアもほかのクラウンシリーズのような大人しめの内装ではなく、クラウンクーペ専用のステアリングホイールやメーター表示を与えるなどして、所有欲が満たされるような大胆さが欲しいと思う。クラウンスポーツのレッド内装に対抗して、ブルーやグリーンの内装色というのも似合いそうだし、オーナーの好みでカスタムできるコーディネートサービスもいいかもしれない。

クラウンスポーツのリアデザインは評判がいい。クラウンクーペでは、さらに色気のあるリアデザインを期待したい
クラウンスポーツのリアデザインは評判がいい。クラウンクーペでは、さらに色気のあるリアデザインを期待したい
クラウンクロスオーバーRSに搭載の2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステム。リアはE-Four Advanced(e-Axle)となり、ハイブリッドのE-Fourよりも大出力なリアモーターとなる
クラウンクロスオーバーRSに搭載の2.4Lデュアルブーストハイブリッドシステム。リアはE-Four Advanced(e-Axle)となり、ハイブリッドのE-Fourよりも大出力なリアモーターとなる

存在することに意義がある!!

 これらを盛り込んだクラウンクーペは、おそらくクラウンシリーズ最高値の700~800万円にはなってしまうだろう。700~800万円もする全長5メーター近い2ドアのクーペなんて、いまどき売れるはずがないというのはそのとおりだが、台数は他のクラウンシリーズに任せればよく、クーペ/カブリオレは「やればできる」を示し、クラウンブランドをより引き上げる存在であればよいと思う。

 はたして、クラウン第5の刺客、クラウンクーペが誕生する日はやって来るのか!?? 今後が非常に楽しみだ。

【画像ギャラリー】クーペやカブリオレの投入もある!?? トヨタ新型「クラウン」4バリエーションを改めてチェック!!(16枚)画像ギャラリー

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