トヨタのハイブリッドシステムを使うこともできるだろうが、価格が高くなる
スズキはトヨタの技術を利用できるため、既存のマイルドハイブリッドシステムではなく、ヤリスハイブリッドなどに採用されている小型車用ハイブリッドユニット(のパーツ)を活用することも可能だろうが、これを搭載してしまうと既存のハスラーのガソリン車価格(税込136万円~181万円)におさめることが難しくなる。コストに厳しい国内スズキの顧客の需要に合わせるためには、やはり従来型と同様、マイルドハイブリッドの採用にとどめてくるだろう。
また現在のハスラーハイブリッドは25.0km/L(WLTCモード燃費)、CO2排出量も93~99g/kmと悪くはなく、ストロングハイブリッドにする必要性も高くない。
いまある(マイルドハイブリッドという)資産を有効活用しながら、バッテリーEVにもチャレンジをするといった姿勢で進むのが、スズキが考える次期型ハスラーなのではないだろうか。
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