2代目マツダ プレマシーにあった[カラクリシート]ってアイデア優勝じゃない? 2000年代のちょい大きめミニバンが個性満載すぎ

■トヨタとホンダが荒れに荒れたウィッシュとストリーム

ウィッシュが2003年登場なのに対して、ストリームは2000年登場と時期はそこそこ離れていた
ウィッシュが2003年登場なのに対して、ストリームは2000年登場と時期はそこそこ離れていた

 最近では両社ともに電動化が進められて、トヨタはBZシリーズ、ホンダは0シリーズと続々と電気自動車のラインナップが揃ってきた。国内では長らく両社が4輪車市場において2強となっているが、その中でも有名なのがウィッシュとストリームによる「ミニバン戦争」だろう。

 2000年代のちょい大きめミニバンの先駆者と言っても過言じゃないのがトヨタのウィッシュとホンダのストリームであるが、ウィッシュが2003年登場なのに対して、ストリームは2000年登場と時期はそこそこ離れていた。

 両車とも7人乗りで、初代からスライドドアではなくヒンジドアを採用しており、ボディサイズも全長4550mm×全幅1695mm×全高1590mmと全く同じだったが、ホイールベースは初代ウィッシュのほうが30mmとわずかに長い。

 ボディサイズは同じであるが、ウィッシュとストリームにもそれぞれ個性があり、例えばウィッシュには2列目の後部座席を倒すと広大なテーブルが出現するシートバックテーブルを採用。

 ストリームもホンダ独自のVTECエンジンで、低重心ならではの走りが楽しめたりとそれぞれの個性を活かしていたのだ。

 しかし、ミドルクラスミニバンが群雄割拠していた時代も長くは続かず、この後のノアヴォクやセレナがミドルクラスミニバンとして台頭してきたことで、だんだんとそのシェアが奪われ、最終的にその座を譲る形で全車種生産終了した。

 どのクルマも素晴らしい出来だったので、今の似たり寄ったりなミドルクラスミニバン市場に一花咲かせる意味も込めて、いい意味で「尖った」ミニバンが現われることを期待しよう。

【画像ギャラリー】カラクリシート中身はこんな感じよ! 写真で見ないと混乱しそうになる中身を写真でチェック(29枚)画像ギャラリー

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