新型車がクルマ好きの耳目を集めるいっぽうで、ひっそりと姿を消していくクルマもある。ここでは、初代レガシィツーリングワゴンで認知度を高めたが増えることなく消えていった絶版ハッチバック&ステーションワゴンをご紹介する。
※本稿は2024年5月のものです
文/永田恵一 写真/三菱、レクサス、ホンダ
初出:『ベストカー』2024年6月10日号
※本記事の絶版年は基本的に生産終了年としています
もしかして…..日本では流行らない!?
初代レガシィツーリングワゴンの登場により日本でワゴンが認知されたが、今ではそのラインナップも激減している。SUVテイストを纏ったクロスオーバー的キャラクターの増殖も今ではひと段落。Cセグ以上のハッチバックの激減ぶりも顕著だ。
だが求めている人は少なからずいる。それだけで復活の可能性は0%ではないと思う。今後の行方を見届けていきたい。
■三菱 コルトプラス(1代限り・2004~2012年)
コンパクトカーのコルトのリアオーバーハングをワゴン的にストレッチ。コルトとともに復活したミラージュを後継車に絶版となった。
■レクサス CT(1代限り・2011~2022年)
レクサスのボトムを支えるプレミアムコンパクトでレクサスとして納得できるモデルだったが、1代限りで消滅。今後はUXが引き継ぐ。
■ホンダ シャトル(フィットシャトルから数えて2代・2015~2022年)
3代目までのフィットをベースにしたステーションワゴンで、貴重な5ナンバーサイズのワゴンとして販売成績も悪くなかったが、好調とまでは言えず絶版に。
【画像ギャラリー】こんなにかっこいいのになぜ!? さほど人気が出ないまま消えた絶版ハッチバック&ステーションワゴン(20枚)画像ギャラリー
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