低燃費(=CO2排出低減)の方策のひとつとして、2000年ごろから普及し始めたアイドリングストップ。ただ昨今は、その効果を疑問視する声も多く、実際にトヨタやホンダでは、ガソリン車へのアイドリングストップ装置の搭載を見送っている例も少なくない。
ただその一方で、まだ搭載をつづけているメーカー、車種もある。メーカーごとの見解ももちろんあるだろうが、効果が疑問視されているいま、機能ONが前提なのは見直すべきではないだろうか。
文:吉川賢一/アイキャッチ画像:Adobe Stock_tarou230/写真:TOYOTA、Adobe Stock、写真AC
コメント
コメントの使い方現在の基準で当時を断じるのは誤りである。
平成12年からの低排出ガス車認定制度をご存知無いのだろうか?
アイドル運転時の消費燃料を必要最小限まで減らすとNOxが急激に増加する。気筒内の燃料に対し空気(酸素)量が過多で高温燃焼するためだ。
当時EGRはそれほど普及しておらず、よって低排出ガス車の認証を得るために最も効果的なのはアイドルストップだったのだ。
政府はアイドリングストップで燃費を向上させるといった前提ではなく、
「信号や渋滞で停止しない交通」
を重視すべきだと思います。
インフラも去ることながら、運転免許更新の講習等で、
「渋滞の原理と原因」
を教え、渋滞を起こさない運転を徹底させるだけで、
渋滞の減少
交通事故の減少
燃費の向上
移動時間の短縮
煽り運転・妨害運転の減少
が実現し、一石五鳥となるかと思います。
夏はエアコン止まるから切ってるけど、冬はエアコン無しの暖房だから切ってない。
青信号の発進の時は青信号に変わる前に、右折する時もちょっとだけブレーキ離してエンジン復帰するようにしてる。
>>GRスープラ、ハイラックス、ヴェルファイアのガソリンターボ車には、アイドリングストップ装置がついている。
燃費が悪い車にはカタログ上良く見せる為にアイドリングストップをつけてるんじゃないかな。
車に乗っている側としては、アイドリングストップが煩わしい意見もあるでしょう。
ただ、歩行者の立場では、渋滞や信号待ちで動かない車がアイドリングストップせずに熱気を撒き散らしているのは、迷惑に感じる。
おっしゃる通りです。10年くらい前にCX-5を購入したが、結局毎回エンジン掛けて最初にすることはアイドリングストップをキャンセルすることだった。5年ほど乗ったのち、アイドリングストップのない車に買い替えたが、正解でした。
マジで、アイドリングストップは撤廃して欲しい。もちろん、アイドリングストップ機能付きの車は買わないが、レンタカーであたったりすると最悪。運転しにくいし、発車じに注意力が削がれる。特に高齢者には危険だと思う。
この真夏の時期にアイドリングストップになり、エアコン停止→キャンセルボタンを押して再始動がいちいちめんどくさい。
配線加工して常にアイドリングストップオフにしました。
オフが前提って言うより最初から付けないで欲しい機能NO.1でしょ。その分車両価格下げて貰った方がいいわ。
本来、ハイブリッド車にアイドリングストップを付けるのは馬鹿げているとメーカーもわかっていたはずだが 省エネ アピールで続けてしまった
ハイブリッドが普及するにつれ、純エンジン車を選択するのは 環境のことは二の次という人だけになってきたので こういう意見が増えてくる
いずれにしても アイドリングストップ機構は賞味期限が切れたのだろう