マツダの内装が最高レベルのカッコいい!! 質感がきわめて高いSUV一挙に

マツダの内装が最高レベルのカッコいい!! 質感がきわめて高いSUV一挙に

 現行型ハリアーは、2020年の登場で今年でフルモデルチェンジから4年が経過するが、その過程でPHEVの導入など結構いいクルマに仕上がっている。だが、この他にも程よいミドル級のサイズとスタイリッシュなデザインを持つSUVが群雄割拠しているのだ。

※本稿は2024年7月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、日産、マツダ、レクサス、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年8月10日号
※ここでは「全長4500mm以上4800mm未満のSUV」をミドルSUVとしています

■ほどよいサイズとスタイリッシュなデザインが都市部ではベストか

こちらはマツダ CX-60の内装だが、デザインセンスが欧州勢を軽く超える出来だ
こちらはマツダ CX-60の内装だが、デザインセンスが欧州勢を軽く超える出来だ

●スタイリッシュ系ミドルSUVはこんな人に向いている
・普段の乗車人数が3名以上
・あまり大きすぎるボディサイズはちょっと……
・燃費は良いに越したことはない
・高価なクルマは避けたい
・自分で買うSUVに対しては「カッコよさ」が一番重視したい要素だ

 基本的には悪路を走るためのクルマであるSUVだが、現代の都市部においては「舗装路を走るための便利なクルマ」として使われているケースが大半。

 であるならば、程よいミドル級のサイズとスタイリッシュなデザインを併せ持つこのカテゴリーこそが、都市部においてはベストな選択である可能性は高い。

 このカテゴリーで一番人気となっているトヨタ ハリアーは「ソツのなさ」が魅力だ。濃い口のカーマニアからは低めに評価されることもある一台だが、内外装のデザインと質感の「平均点が普通に高い」というのは紛れもない事実。普通にモテそうなクルマでもある。

 日産 エクストレイルはハリアーと比べるとエクステリアの細部はややデコラティブ(装飾的)だが、内装の質感はきわめて高い。

 とはいえ最高レベルにスタイリッシュなのは、マツダのCX-5およびCX-60だろうか。ひと昔前までの国産車は「欧州車と比べてデザインが垢抜けてない」とも言われたが、今やマツダのデザインセンスは欧州勢を軽く超えているように思える。

■ちょうどいい存在感なNX

現行型のNXは、先代よりも全体的に「ちょうどいい存在感」となった
現行型のNXは、先代よりも全体的に「ちょうどいい存在感」となった

 そのほかではレクサス NXも現行モデルはとびきりスタイリッシュであり、トヨタ クラウンスポーツもかなりイケている。

 従来型のNXはヘッドランプまわりがやや装飾過多に感じられたが、現行型では「ちょうどいい存在感」に調整された。そしてクラウンスポーツは、Dピラーからリアタイヤにかけて張り出したフェンダーが美しい。

【画像ギャラリー】内装まで赤多くない? リアの形状が美しすぎる新型クラウンスポーツの内外装を是非(24枚)画像ギャラリー

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