■日産 スカイライン(初代→12代目)
10代目(R34型)までは一貫してほぼ日本専用のスポーツセダンとして生きてきた。
それが2001年登場の11代目で元々別のクルマとして開発されたクルマが突然スカイラインになって輸出も始まり、もうひと目じゃスカイラインってわからないクルマになっちまった。
ドライビングプレジャーっていう持ち味は継承しているが、9月に出る新型は全幅がさらに拡大!
●初志貫徹度=22
【画像ギャラリー】マジで誰なん……いくらなんでも変わりすぎなクルマたち(20枚)画像ギャラリー■マツダ カペラ→アテンザ
マツダのミドルセダンとして1991~1994年クロノスに名前が変わった時期を経て、カペラは2002年アテンザになった。
現行アテンザは世界最先端のディーゼルエンジンを積んで、走りを含めた初代のDNAは受け継いでくれているところもあるけど、全幅1840mmのワイドボディになったのは大きすぎ。
初代はコンパクトで速く、風のカペラと呼ばれて、ロータリーも積んでいた。初代とはまったく違う。
●初志貫徹度=50
【画像ギャラリー】マジで誰なん……いくらなんでも変わりすぎなクルマたち(20枚)画像ギャラリー■スバル レガシィ(初代→5代目)
長年スバルの主力だったレオーネの後継車になるべく、完全新設計で1989年に登場したレガシィ。
2代目から4代目はプレミアム性があったことでも評価された。でも、現行モデルは北米市場メインで設計。
いまや初代レガシィの正統後継車は現行インプレッサといっていいだろう。
●初志貫徹度=22
【画像ギャラリー】マジで誰なん……いくらなんでも変わりすぎなクルマたち(20枚)画像ギャラリー■三菱 ギャラン→ギャランフォルティス
初代ギャランはコロナやブルーバードの対抗馬、今風にいうならCセグメントのクルマとして生まれ、歴代モデルはスポーティさや室内の広さを売りにしてきた。
でも、ギャランの名前は日本では一時期消滅してしまい、1967年ギャランフォルティスとして復活。しかし現行フォルティスはDセグメントカー。
そもそも輸出先ではランサーで売っているクルマに、ランエボとの差別化でギャランの名前を使ったからしかたないかも。ラリーアートグレードもあって、スポーティさもある真面目なクルマなんだから、初志貫徹はしてないが頑張ってほしいゾ!
●初志貫徹度=40
【画像ギャラリー】マジで誰なん……いくらなんでも変わりすぎなクルマたち(20枚)画像ギャラリー■トヨタ イスト(初代→2代目)
2002年に登場した初代イストはヴィッツの上級版、SUV風のスタイルが特徴のコンパクトカー。
インテリアの質感や静粛性、ドアの開閉音なんかもヴィッツより1ランク上になっていて、そのあたりを評価してくれるお客さんも多くて予想以上に売れた。
でも2007年登場の現行イストはアメリカで若者向けのクルマを扱うサイオンブランドで売られることもあって(初代の途中から)、コンパクトカーなのに3ナンバー幅となり、スタイルもなんちゃってSUV。変わりすぎじゃ!
個性的なコンパクトカーが欲しい人は多いから、5ナンバーで復活を望みたい!
●初志貫徹度=40
【画像ギャラリー】マジで誰なん……いくらなんでも変わりすぎなクルマたち(20枚)画像ギャラリー
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