■オルガン式ペダルで事故防止を目指すマツダ
日本の自動車メーカーとしては、唯一マツダが、コンパクトカーまで含め、「オルガン式ペダル」に統一しています。
マツダは、オルガン式アクセルペダルについて、
「シートに座って自然に足を前に出した位置にアクセルペダルを配置することで、運転時の疲労を軽減し、とっさのときの踏み間違いも起きにくくなります。」
としています。
操作のやりやすさ、疲労低減とオルガン式にはいい点があります。また、マツダが提言しているように、ペダルの踏み間違い事故低減への効果が実証されれば、「オルガン式ペダル」は、さらに普及していくと考えられます。
※編集部注
マツダの狙いは実際に効果を上げており、公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)が2017年に行った調査で、アクセラとアテンザ、デミオの販売台数1万台あたりでのペダルの踏み間違いによる死傷事故件数が、旧世代モデルより新世代モデルで86%も減少していることがわかっています。
人間工学に基づいた適切なペダルレイアウトも採用されていますが、マツダが提言しているように、オルガン式ペダルによる踏み間違い事故低減への効果が実証されています。
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