■復活86の初代(3位)が現行(4位)より上の理由:片岡英明
ここは大いに迷ったところだ。第2世代のGR86は排気量を2.4Lに拡大し、パンチのある高回転の楽しさをキープしたまま扱いやすいエンジン特性も手に入れた。ボディ剛性も高めているから、FRスポーツクーペとして操る楽しさはピカイチである。
トータルではGR86のほうが高得点だ。初代86は欠点も多く、荒削りでジャジャ馬なところも見られる。だが、理屈抜きにステアリングを握って楽しめるのがいいところだ。また、脚などをイジって走りの特性を自分好みに変えられる余地が大きいのも魅力である。
【画像ギャラリー】1位はやっぱりあのクルマ!! AE86の後光を浴びて世代全体が輝きを放つレビン/トレノからGR86まで(32枚)画像ギャラリー■復活した86(5位)よりも、かつてのTE71(3位)を上位とした理由:岡本幸一郎
TE71も軽くて俊敏で、AE86に匹敵するくらい楽しいクルマだった。ここは、新世代を上にすべきか確かに迷ったんだけど、個人的にずっとひっかかっているのは、トヨタオリジナルではないことだ。
トヨタの体力ならイチからオリジナルで作ればいいのにと思っているのは筆者だけじゃない。エンジンだって、ちょっと特殊な水平対向よりも実績豊富でイジりやすい直4がよかったよね。
【画像ギャラリー】1位はやっぱりあのクルマ!! AE86の後光を浴びて世代全体が輝きを放つレビン/トレノからGR86まで(32枚)画像ギャラリー
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