【記録より記憶に残る名車!?】今はなき平成元年生まれの異端車 4選

“リトラ”採用でシルビアと差別化「180SX」

180SX(1989-1998)/S13型シルビアの兄弟車として登場したが、180SXは中期型までターボ車のみの設定だった

 筆者がセリカXXの次に買ったのがこの180SX。Z32型フェアレディZの弟分的な感じなのが気に入って、エンジンがSR20型になった1991年式を購入。

 やはりリトラクタブルライトにハッチバックの後輪駆動車が好きだったんですな。CA18型の初期型はフロントマスク形状があまり好きじゃなかったんだけれど、2L化された1991年のマイチェンでスッキリとした顔立ちになったことで迷わず購入。

 2年間乗ったんだけど、当時の自分にはパワーがありすぎたせいか(SR20DETは205ps/28・0㎏m)、峠では持て余すほどだった。

【岡本幸一郎】

カリーナEDの影に隠れた佳作「コロナEXiV」

コロナEXiV(1989-1993)/2代目カリーナEDの姉妹車としてスタイリッシュなピラーレス4ドアHTとして登場。パワートレーンは5代目セリカに準ずる

 それまでコロナにはST160セリカのノッチバック版クーペ、コロナクーペが販売されていて、エクシブはその後継モデル……だったはずだけれど、はっきり言って立ち位置が中途半端だったかな。

 当時はコロナのセダンがあり、上にマークIIがあったけれど、その中間としての存在感が薄く、何より姉妹車のカリーナEDの陰に隠れてしまった感じ。世界初のデュアルモード4WSも制御に問題ありすぎだった。

【渡辺陽一郎】

【画像ギャラリー】4台の子孫!? 今はなき平成元年誕生車の末裔は??

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!