■携帯電話やスマホでの“通話”はどうする?
ここまでは、“単に音を聞く場合”について書いてきた。では、“通話”はどうすればいいのか? 言うまでもなく、携帯電話やスマホを手に持っての通話は違反行為である。手に持ってのゲームやSNS投稿などももちろん違反。
ただ、運転中に携帯電話やスマホが鳴ると、思わず「早く出なきゃ! 早くクルマを停めなきゃ!」と焦ってクルマを停車させようとして事故を起こす可能性もある。特に勤務先やお得意先からの電話ならなおさら焦る……。
よって、「安全な場所にクルマを停めてから……」と言うのはあまり現実的ではない。
●ハンズフリーでのマイク&スピーカー使用がお薦め
有線のイヤホンなどではコードが引っかかって安全運転に支障をきたすこともある。イヤホンを耳に装着すること自体を忘れたりもする。ハンズフリーかつ片耳イヤホンで音量を小さくしてあっても、安全運転に必要な交通に関する音や声が聞こえづらいのも事実。
となると、走行中に通話しなくてはならない場合にもっとも安全なのは、携帯電話やスマホをスピーカーモードで使うか、「使い勝手が悪い」「音が聞こえづらい」などの場合はカーオーディオにUSBやBluetoothで接続しての通話がおすすめ。
また、自身のカーオーディオが携帯電話やスマホを接続できないタイプであっても、車内に固定できる無線接続可能なマイク&スピーカー搭載デバイスも販売されているのでこちらも検討してはどうだろう? ただし、音量設定には十分注意して使用してほしい!
携帯電話やスマホを使用した時の交通事故は、使用していない時の交通事故に比べて約4倍も死亡事故に直結すると言われている。「ちょっとなら大丈夫、警察にバレなければ大丈夫」で済まされるような違反行為ではないことを十分理解したい。
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