ムラーノ・クロスカブリオレの感動をもう一度!! 「アリアNISMO・クロスカブリオレ」
かつて日産には、「ムラーノ」というラージサイズのSUVが存在した。北米ではいまも3代目となるモデルが活躍しているが、日本で販売されていたのは初代と2代目。実はこの2代目ムラーノには、北米限定で「ムラーノ・クロスカブリオレ」という、電動の幌をルーフにした仕様があった。これをぜひ、今度はBEVである「アリア」でやってほしい。
ムラーノでは、ルーフ骨格を切ったことで失ってしまった車体剛性の補強は、フロア骨格剛性を補強することで対策したそうだが、アリアの場合、バッテリーが敷き詰められたフロア剛性が超強靭なので、車体剛性に関する心配は、ムラーノよりは少なくてよいはず。2024年6月には、高性能版のアリアNISMOも発売開始となったことだし、アリアNISMO・クロスカブリオレ、としてやってみてほしい。
ミニバン王者の戯れ 「アルファード オープン」
また、ミニバン王者であるトヨタ「アルファード」にも、オープン仕様があったら面白い。アルファードのオープン仕様については、東京モーターショー2015において、トヨタ車体が「アルファードエルキュールコンセプト」という、2列目シートの頭上から3列目シートの後方まで開くソフトトップが備わるモデルを出展していた。クルマというよりもクルーザーのようなモデルだったが、クルーザーのように後席で流れる風を存分に味わうのは、さぞ心地いいだろう。アルファードをベースに特別注文でのオーダーとすれば、案外売れるのではないだろうか。
最後の最後に出してみては!?? 「GT-R ロードスター」
2025年8月に生産終了となることが明らかとなっている日産「GT-R」だが、最後にぜひ、「GT-R ロードスター」を実現してほしいと思う。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなど、スーパースポーツはオープンボディもステータスのひとつだ。限定生産でいいので、日産が本気でつくったGT-Rのロードスターをみたい。
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元車両開発エンジニアとしては、どれも実現には困難を極めるものばかりという認識はあるが、似たようなデザイン・内容のものばかりが並ぶ昨今のクルマをみていると、こうした遊び心がほしくなってしまう。限定でもいいので、何か実現できないものだろうか…!??
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