2023年末におよそ1年3ヶ月ぶりに日本市場復活となったホンダ「オデッセイ」。復活登場したモデルは、終了前とあまり大きな変更はなく、2013年に登場したモデルであるだけに細かなところで古さが感じられ、500万円前後という高価格帯のクルマにしては地味な存在。販売も、月販目標台数は1000台に対し、実売もほぼ変わらずという、大きく失敗してもいなければ、目立つ動きもない状況と、かつては年間10万台規模という大ヒットを記録したホンダの名門モデルのこの地味な状況を、さみしく感じているファンは少なくないのではないのではないだろうか。なぜオデッセイはここまで凋落してしまったのだろうか。
文:立花義人、エムスリープロダクション
写真:HONDA
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