皆さま夏の旅の予定は決まりましたでしょうか? 「まだ」という方に朗報をお届けするのが本稿の狙い。この夏は愛車で北海道まで旅してみませんか? それも「走っていく」ではありません。「現地で借りる」でもありません。
自分の愛車と一緒にフェリーで北海道へ。
どうですか、もうこの一文でワクワクしてきませんか。本稿では商船三井フェリーさんにご協力いただいて、新造船「さんふらわあ」をばっちり取材させていただきまして、その豪華プランをご紹介いたします!
文:ベストカー編集部 写真:池之平昌信、Shutterstock.com モデル:石川彩夏
■茨城の大洗港から18時間、船内の旅を満喫しよう!
クルマ好きなら一度は「北海道の雄大な大地を思う存分走ってみたい、それもできれば自分のクルマを走らせてみたい」と考えたことがあるのではなかろうか。
はい、本企画担当のことです。しかしさすがに首都圏から約700km走って、8時間かけて青森港に到着し、津軽海峡を渡って函館からさらに300㎞走って札幌へ……という苦労を考えると挫折する皆さんも多いのではなかろうか。
ええ、本企画担当のことです。
そんな皆さんに朗報です。首都圏からクルマで2時間、茨城県の大洗港から愛車と一緒にフェリーに乗って、北海道の苫小牧港まで船旅を楽しみつつ、ばびゅーんと到着、なんて素敵なプランがあるのです。
今回紹介するのは、夕方便に就航したピカピカの新造船「さんふらわあ」に乗って愛車とともに北海道へ行ける、豪華な旅のご案内です。
19時45分に出港して、到着は次の日の昼13時半。約18時間の豪華フェリーの船旅は、発見と出会いとワクワクが満載です!
■夏は北海道が「本気」を出す季節!!
ベストカーWeb読者の皆さまは全員一人残らずご存じだとは思いますが、あえてここで繰り返しますと、夏の北海道は最高of最高です。
頬を撫でる心地よい風、雄大な景色、この時期の北海道の景色を見ずにドライブは語れません。
この時期、最もお薦めしたいのが季節の花々。北海道では7月は有名な富良野のラベンダー、8月は北竜町のひまわり、ほかにも美瑛をはじめ有名無名の施設やガーデンがあり、花々を楽しむことができます。
また、旭川のラーメンや動物園、富良野の絶景、札幌のスープカレー、小樽のチーズケーキ、函館の寿司などの定番ものから、釧路のスパカツ、富良野のオムカレーなどのB級グルメ、そして夏に旬を迎える食材がたくさんあります。ウニ、イカ、メロン、アスパラガスなどなど。万全の態勢で待ち受ける北海道の「本気」を満喫しようではありませんか!!
そのうえ、クルマ好きなら誰が乗ったかわからないレンタカーで観光地を回るより、自分のクルマで憧れのあの観光地を回りたいもの。有名スポットを背景にして愛車の写真を撮る……なんて贅沢もカーフェリーを使う醍醐味です。
トドメにこのフェリー旅を推したいポイントは、北海道のお土産の多さ。本企画担当は毎回両手がちぎれる思いで北海道のお土産を買って帰ってきますが、愛車で行けばお土産は家までクルマに積みっぱなしで帰れます。これ、最高の贅沢では!?!?!?
広大な大地を走るっていると、普段乗っている自分のクルマの思わぬ「声」が聞こえてきます。それは新たな発見だし、もっと自分のクルマのことが好きになるはずです。家族と一緒に旅に出ると、そろぞれの関係性に変化があって、より家族のことが好きになるように、ぜひ愛車と一緒に旅してみてください。
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