「スタッドレスは寿命に価値がある」。そんなことを言われても多くのドライバーにとっては「えっ?」と思う人が多いはずだ。
すでに冬のドライブへ向けてスタッドレスタイヤの用意を済ませた人も多いだろう。これから準備をする読者がいればぜひ、ちょっとだけこの記事を見てから製品選びをしてほしい。
スタッドレスタイヤの性能は日に日に高まっており、氷上性能や雪上性能はここ数年でグイグイと上がってきている。もちろんそれらの性能についても非常に重要だが、ダンロップはひと足踏み込んだ性能をアピールポイントにしている。
それこそが「スタッドレスの寿命」という価値だ。えっ、4シーズンじゃないの!? と思ったあなた。その認識は間違っていないけど、間違っているかもしれません!! ダンロップが本当に訴えたい「効き長持ち」の真意とは?
編集部員が雪国の旅路を走ります。
文:ベストカーWeb編集部/写真:DUNLOP、Adobe Stock【PR】
スタッドレスの寿命の捉え方を180°変えてみよう
担当編集は冬のドライブが好き。首都圏からだと徐々に北上していき、雪景色になり、クルマについた外気温計を見たら氷点下で……。そんな情景はやはり何歳になってもワクワクするし、冬のドライブは家族や友人との思い出も一層記憶に残るものにしてくれる(早くコロナ禍終わってくれ……)。
ウィンタードライブの必需品はスタッドレスタイヤ。ご存じのとおり近年ではスタッドレスタイヤの性能はグイグイと進化している。
雪上性能も世界有数のシビアコンディションである北海道、北東北の「ツルッツル」に磨かれた氷上もカバーする性能を併せ持つ。
今回は昨冬に編集部員がダンロップのWINTER MAXX 03(ウインターマックスゼロスリー)を装着して雪道ドライブに行ってきたのでその道中をお伝えしよう。
『氷上・雪上共に「⾛る」「⽌まる」にストレスを感じませんでした。⻑距離運転でも静かな乗り⼼地でした』など、購入者からはなんと氷雪上ブレーキ性能満足度95%という高評価を得ているスタッドレスタイヤなのだ(参照) 住友ゴム工業調べ「2020年WINTER MAXX 03購入者アンケート調査」。
今回編集部がなぜこのタイヤを選んだかといえばその「寿命」にある。おいおい、ベストカーは今さらなにを言ってるんだ、という声も聞こえてきそうだがちょっとお付き合いもらいたい。
ベストカーWebをご覧いただいている読者にとって、スタッドレスタイヤの寿命は3シーズン~4シーズンという認識の方が多いだろう。もちろんその認識も間違っていないけれど、それは「ギリギリまで性能を使い切って」のこと。
つまりタイヤの性能はどんどん低下していき「効いてるな~」という実感は減ってしまうのだ。WINTER MAXX 03が凄いのが雪上や氷上の効きを維持したまま、スタッドレスタイヤとしての性能を長く維持できること。
タイヤが摩耗をしていくとスタッドレスタイヤの寿命がどんどん減ってしまうようなイメージを持ちがちだ。しかしWINTER MAXX 03には「MAXXグリップトリガー」という秘密がある。
削れてしまった凹凸のグリップを生み出す構造が新しい凹凸構造にどんどん生まれ変わっていく。これはタイヤのなかにあるMAXXグリップトリガーが水と反応して溶け出し、凹凸構造を新たに形成する。
これぞWINTER MAXX 03の「効き長持ち」の秘訣であり、本当の意味でのスタッドレスタイヤの寿命なのだ。
例えば性能が新品の時が10と仮定しよう。もしそのスタッドレスタイヤを3シーズン使ってみたときの性能が3だったらどうだろう。たしかに「使えなくはない」けれど、これでは安全性も低くなるしやはり「寿命」というにはあまりにも残念な結果だ。
けどWINTER MAXX 03は40%摩耗時でも従来品(WINTER MAXX 02)よりも氷上ブレーキ制動距離が36%アップ(※3)。せっかくスタッドレスタイヤに履き替えるのだから、一度履き替えたらなるべく長くより安全に乗れたほうがお得。実は安全性のみならずお財布にも優しいスタッドレスタイヤだったりします。
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