最近よく見かける図柄入りナンバープレートが、Webで手軽に交換できることをご存じだろうか? しかも図柄ナンバープレートはどんどん増え、いろいろな種類から選ぶことができる。新年度、気分を変えて図柄ナンバープレートに変えてみませんか?
TEXT/ベストカーWeb編集部
■地方版図柄入りナンバープレートは68種類
図柄入りナンバープレートの交付は2018年10月1日から始まった。地域の魅力を全国に発信することを目的に、地域ごとの風景や観光資源を図柄として41の地域で始まった。
ファッショナブルなナンバープレートが選べると評判を呼び、第2弾として2020年5月11日に17地域が加わり、昨年10月には新たに都道府県全域を単位とする秋田県、栃木県、群馬県、東京都、沖縄県あわせて5地域と既存の地域名、いわき、那須、岡崎、堺、広島を単位とする5地域が加わった。
例えば東京都の場合、世田谷、杉並、板橋、江東、葛飾の各地域にはすでに図柄入りナンバープレートがあるが、新たに東京都共通の図柄が加わることで、いずれかを選ぶことができる。
前橋と群馬県の図柄入りナンバープレートでも同じことがいえる。また従来からある福山と新たに加わった広島はともに広島カープをモチーフにしているが微妙に差別化されているのも面白い。
第1弾として交付された41地域のうち、地方版図柄入りナンバープレートの普及率が高いトップ5は1位富士山【山梨地域】(4.04%)2位熊本(2.81%)3位福山(2.61%)4位富士山【静岡地域】(2.57%)5位奈良(2.08%)と発表された(2023年3月31日の集計)。
■期間限定交付の大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
2025年に迫った大阪・関西万博の開催を記念した特別なナンバープレートが現在交付中だ。交付期間は2025年12月26日までで、公式キャラクターの「ミャクミャク」がモチーフとして使われているのが特徴だ。こちらは全国どの地域でも申し込むことができ、共通のデザインとなる。
もうひとつ「~元気の花を日本中に咲かせよう!~」というフレーズのもとデザインされたのが47都道府県のお花をモチーフとした図柄の全国版図柄入りナンバープレートだ。こちらも全国共通のデザインとなり、どの地域でも申し込むことができる。交付期間は2027年4月30日までだ。
全国版の図柄入りナンバープレートとしては、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップを記念したものや東京2020オリンピック・パラリンピック特別仕様があったので、今も装着しているよ! という方もいらっしゃるはずだ。
地方版、全国版ともにWebから手軽にナンバープレートの登録番号を変更することなく図柄ナンバープレートに変更の申し込むみができる。交付には約2週間かかり、交付料金は地域や図柄によって違うが地方版の登録車用が2枚セットで7380~8740円、全国版の登録車用が2枚セットで7700~9200円となっている。
なお地方版、全国版とも1000円以上の寄付をすればフルカラー版になり、差別化が図られておススメだ。なお、寄付金は地域のバリアフリー化やカーボンニュートラルの推進、観光地の整備などに使われている。
最後に使われなくなった図柄ナンバープレートは不正使用防止のため穴があけられるが、手元に保存することができるから、愛車の思い出の一つになるはずだ。
もうすぐ新年度で新生活が始まるというドライバーの方も多いと思いますが、図柄入りナンバープレートにして気分を変えてみませんか。
画像提供:国土交通省
【図柄ナンバープレートのお申し込みはこちらから】
図柄ナンバー申込サービス(GKAA0101) (graphic-number.jp)
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