陸運業の労災というと、真っ先に浮かぶのが交通事故だと思いますが、それだけじゃないんですね。実は荷役作業中の事故が意外と多い。
陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)がまとめた「令和6年における労働災害の発生状況について」(速報値)によると、死亡災害、死傷災害ともに前年に比べて増加しており、荷役作業中の死傷災害など陸運業における労働災害の状況は、依然として厳しい状況が続いています。
陸災防の広報誌「陸運と安全衛生」2025年2月号を元にその状況をお伝えします。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
図表/陸上貨物運送事業労働災害防止協会、写真/フルロード編集部
※出展 「陸運と安全衛生」2025年2月号