燃料電池トラックが南米に初上陸! グリーン水素を利用する現代自の「エクシエントFC」がウルグアイに

現代自動車の「エクシエントFC」

燃料電池トラックが南米に初上陸! グリーン水素を利用する現代自の「エクシエントFC」がウルグアイに
欧州では2020年に導入されており、累計の走行距離は2000万kmを超えている

 プロジェクトに導入するエクシエントFCは、燃料電池システムとして90kW出力の燃料電池スタック2基を搭載し、合計出力は180kW。いっぽう、電動モーターは350kW(469hp)の出力と2237Nmのトルクを発揮し、物流用の大型トラックとして充分な能力を備えている。

 気体の水素は10個の高圧タンクに合計68kg貯蔵し、併せて72kWh容量のバッテリーパックがこれを補完する。

 南米に導入するエクシエントFCの仕様は米国の「クラス8」トラックに準拠し、連結総重量82000ポンド(約37トン)のトラクタとなる。航続距離は最大450マイル(720km)で、充分な水素の供給があれば排気ガスを出さない長距離輸送も可能だ。

 プロジェクトによると、水素の製造に使う水は地下からくみ上げており、毎時8000Lの取水能力を有する。ただし、実際に使用する水は一日当たり約4200Lとなる予定で、水の使用量は非常に少ない(1000万頭の牛がいるウルグアイで、プロジェクトが消費する水の量は「牛42頭分」だとか……)。

 現代自動車はFCEV乗用車の「ネッソ」や同商用車の「エクシエントFC」のほか、HTWOブランドによる水素ビジネスを展開するなど、世界の大手自動車メーカーの中でも積極的に水素の活用を推進している。

 2020年にスイスでデビューしたエクシエントFCは合計165台による欧州での累計走行距離が2000万kmを超えた。北米市場には2023年に導入し、63台による走行距離が160万kmとなっている。

【画像ギャラリー】ヒュンダイ「エクシエントFC」と水素事業の「HTWO」(6枚)画像ギャラリー

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