「自然と地域と共生する工場」を次の段階へ
現在のビオトープでは、ギンヤンマなどのトンボが飛来し、放流したミナミメダカが繁殖。トウキョウダルマガエルの鳴き声も聞こえるようになった。
さらに池を目当てにチョウや鳥なども集まるようになり、植樹によって形成された緑と、新たに整備された水辺が組み合わさることで、多様な生き物が行き交う生態系へと変化している。
こうした環境を維持しているのが、日野のものづくり支援部安全環境古河グループを中心とした「自然共生ワーキンググループ」である。
立ち上げ当初は10人だったメンバーは、現在41人まで増加。部署や立場を越え、植栽への水やり、草むしり、落ち葉拾いなどの日常的な管理から、地域の子どもたちを対象とした環境学習まで幅広く活動している。
2017年から始まった約1万本の植樹は、2024年の「ビオトープKOGA」誕生につながり、9年間の積み重ねが今回の自然共生サイト認定へと結実した。
この成功を踏まえ日野自動車は、群馬県太田市の新田工場でもビオトープの造成を開始しており、今後、古河工場で培った自然共生の取り組みを社内全体へ広げていくという。
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