ドイツの工学分野の名門大学・アーヘン工科大学の研究チームが、モジュラー式の電動パワートレーンを備えた大型トラックの、水素燃料電池レンジエクステンダーによる走行に成功した。
コンセプトが山盛りなので少しわかりにくいが、既存のトラックに後付けしてゼロエミッション化でき、燃料電池により1000km以上の航続距離を実現できる電動パワートレーンを開発したということらしい。
BEVやFCEV大型車は車両価格が非常に高くなる。乗用車より長く使われることの多い商用車の脱炭素化では、レトロフィット可能な「電動化キット」も重要になりそうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/PEM RWTH Aachen University