欧州の商用車メーカー大手が共同で設立した、大型電気自動車用の充電インフラ合弁企業「マイレンス」が初の充電ハブをオランダ南東部に開設した。当初は大型トラック4台分の充電ベイでスタートし、今後施設を拡充する。
商用車の電動化を巡っては、欧州の大手トラックメーカー7社すべてが大型EVトラックをラインナップするいっぽう、充電施設などインフラ面は追いついていない。競合メーカーによる合弁事業が動き出したことで、EVトラックの運行を支える環境の整備も加速するだろう。先行する欧州の取組は、日本としても参考となるところが多そうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Commercial Vehicle Charging Europe B.V. 2023