アメリカントラックの新時代へ！ 北米ボルボがフラッグシップの「VNL」シリーズを全面刷新!!

業界初の「パッケージング・オプション」も

　新型VNLのキャブ構成は次の6種類で、長距離輸送用なので42/62/74インチのスリーパー（寝台付きキャブ）とミッドルーフ／フルハイトの組み合わせが主だが、デイキャブも用意している。

●VNL 300 （デイキャブ）
●VNL 440 （42インチ・ミッドルーフ・スリーパー）
●VNL 640 （62インチ・ミッドルーフ・スリーパー）
●VNL 660 （62インチ・フルハイト・スリーパー）
●VNL 840 （74インチ・ミッドルーフ・スリーパー）
●VNL 860 （74インチ・フルハイト・スリーパー）

　エクステリア／インテリアのトリムレベルは「コア」「エッジ」「エッジ・ブラック」「アルティメット」の4つから選択する。6種類のキャブは顧客の好み、ブランドアイデンティティ、用途に合わせて選択する。

　いっぽう、新型VNLで仕様決定プロセスを変革し、パワートレーンと安全機能に関する「パッケージング・オプション」を導入した。車両構成と注文プロセスを簡素化・最適化し、アッセンブリを合理化する業界初の試みだ。

（トラックは「多品種・少量生産」の商品であり、乗用車のように「少品種・大量生産」が難しく、注文仕様に応じて組み立てる）

　顧客はトラックの用途と燃費目標から、D13型エンジンの馬力・トルクの組み合わせ（5種類）を選択する。次にドライバーや周囲の環境、積み荷などからトラックに必要な安全機能を「セーフティ・パッケージ」として選択する。適切な安全機能をトラックにバンドルすることは、事故ゼロという目標を促進するために重要となっている。