自動車の先進安全装備はますます充実しているが、大型トラック用の安全装備が乗用車に後れを取っているのも事実だ。様々な架装・用途がある大型トラックは画一的な基準で評価することが困難で、新車アセスメント(NCAP)が行なわれてこなかったことも、その一因となっている。
欧州のユーロNCAPは2023年に安全性能評価を大型トラックまで拡大することを発表しているが、この度その詳細が明かされ、2024年11月にもレーティングが公表される。ユーロNCAPは安全な車両は事業者にとっても利益になるというメッセージを強調している。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Euro NCAP