上方に開くガルウイング式ドアもデロリアンの特徴。乗降性は意外にも良かったという
デロリアンのボディはステンレス製。塗装をせずに出荷されているのは金属の質感を重視したため
後年にDMCの商標を獲得した新DMCが製作したEV(電気自動車)のデロリアン。既存の車体を利用するのではなく、フレームやボディも新規に作られている
1978年のジュネーブモーターショーで衝撃のデビューを飾った童夢-零。日本国内のレーシングチームを母体にした新メーカーの童夢が作り上げた
童夢-零の特徴は圧倒的な低さにある。デザインは童夢の創立者でもある林みのる氏をはじめとする日本のスタッフが担当している
童夢-零では日産製2.8リッター直6エンジンをミドシップに搭載する。ドアはランボルギーニ カウンタックなどと同じシザーズタイプを採用
シンプルに「カッコいい」童夢-零は多くのメーカーから模型&おもちゃ化され、その版権による利益で童夢は自社の工場を設立し、ル・マン24時間レースにも挑戦した
零が運輸省(現・国土交通省)からの許可が得られず市販化できなかったため、アメリカでの認可を得るべく製作された童夢 P-2。零のデザインを基本にしているが細部はかなり異なる。結局このモデルも市販はされず
三菱 GTO。スポーツカー然としたルックスのクルマだが、4ドアセダンと共通パーツが多いことから車幅が1840mmと広く、重戦車的イメージが強かった
三菱 GTOのリアにはウイングも装着。最高出力は当時のメーカー規制最高値だった280psを誇っていた
GTOは2度のビッグマイナーチェンジが実施され、ヘッドライトが初期型のリトラクタブル式から埋め込み式に変更となった
三菱 GTOの後期モデル。リアウイングがより高い位置に変更されている
ポンティアック フィエロ。登場は1984年で、フォルムは当時の典型的な2シータースポーツカーだった
ポンティアック フィエロの後期モデル。フロントバンパーの形状が変わっている
ポンティアック フィエロの透視イラスト。エンジンをミドシップに横置き搭載するのはライトウェイトスポーツカー定番のレイアウトといえる
アメリカの伝統的な自動車レース・インディ500のペースカーに採用されたポンティアック フィエロ(1984年)
ホンダ CR-Z。この角度からの見た目には初代ホンダ CR-Xのイメージが残っている
ホンダ CR-Z(初期型)のパワーユニット(内燃エンジン&電動モータ ー)。内燃エンジンは 1.5リッター直4でホンダお得意のVTEC(可変バルブタイミング機構)を採用
2007年の東京モーターショーで公開されたCR-Zのコンセプトモデル。ほぼこのままのスタイルで市販に移された