スポーツバイクで名高いカワサキが電動の3輪ビークル「ノスリス(noslisu)」を発売。普通免許で乗れる小型特殊自動車(ミニカー)扱いのフル電動車と、免許不要の電動アシスト自転車「NB-01」をラインナップする
ノスリスの開発メンバー。写真右が開発責任者の石井宏志さん(川崎重工業)。5月12日にクラウドファウンディングのMakuakeで発売するや、限定100台(フル電動50台、電アシスト50台)が初日に完売した
フル電動仕様のNB-01(32万円)。ナンバープレートのほか前後ライト、ウインカーを備える。トレッド幅が500mm超のため小型特殊自動車(ミニカー)扱いで、運転には同免許か普通免許が必要
免許不要で乗車できる、電動アシスト自転車のNB-01(27万円)。前カゴを上部に設置することで、前輪の左右幅を狭め、法規的に自転車道などの走行を可能にしている
左右の前輪を上下2本のステーで保持。車体を傾けて曲がることができ、段差に乗り上げても安定感が高い。また、20度以上傾かずロック機構があるので自立可能。スタンドも非装備だ
231psを発生するカワサキのフラッグシップがNinja H2。パイプフレームがどことなくノスリスと似ている
ヤマハ独自のLMW(リーニングマルチホイール)機構を搭載したトリシティ125。2014年9月の国内発売以来、かなり市民権を得つつある
GPR-02は、モーターのみで走行できるが、坂道などはペダルを漕いでアシストできる。原付扱いなので、ヘルメットが必要だ
ノスリスNB-01と比較した場合。色を載せた部分部分は普通自動車免許でも運転可能。ミニカーはヘルメットを被らなくても違法ではないが、万が一のために装着が推奨
川崎重工業本社ビル前に置かれたノスリスの試作車。趣味性の高いバイクの専門メーカーだったカワサキが、ここに来てコミューターで頭角を現すのか!?
トリシティのLMW(リーニングマルチホイール)機構。前輪の内側に2本ずつ片持ち式のフロントフォークを搭載。非常に凝ったメカニズムで、二輪感覚の走りが魅力的だ
グラフィットのGFR-02は、折り畳んでコンパクトになるため車載も楽勝。前モデルのGPR-01より小型化も達成した。車重は未発表だが、前モデルは約18kg