コロナ禍ではあるものの、メルセデスベンツの日本における新車販売の勢いが止まらない。高級車であり確固たるブランドを構築しているが、それだけでない真の強さに今回は迫ってみる
輸入車のモデル別新車登録台数でみても、ベスト10内に写真のAクラスが2位、9位のCクラス、10位にCLAと 3台がランクイン。盤石の強さを誇る
昨今のSUVブームは日本でも例外ではない。そこでメルセデスはセダンと同様のラインナップを満を持して日本市場へ導入。そのマーケティングはみごとに当たり、写真のCLAもヒット作となった
GLBもコンパクトメルセデスのSUVとして人気に。ティーンに大人気のモデルでタレントの「にこるん」こと藤田ニコルさんも免許取得後の初の愛車としてGLBを購入し、話題となった
現状AMGの設定がないピュアEVの「EQA」。今後電動化が推進されれば、EVモデルにもAMG仕様がラインナップされるであろう。そうなれば日本では鉄壁の布陣となる
単にクルマの出来がよくても人気にはつながらない。その点、日本のメルセデスディーラーは他車ディーラーを圧倒する新サービスを積極的に導入。顧客の購買意欲をかき立てる努力も怠らない
ここからは現在のメルセデスベンツのラインナップ。(除くAMG、Vクラス)
Bクラス。Aクラスと同じFFプラットフォームながら、居住性を重視したミニバンタイプとなる
CLA。4ドアクーペの新境地を開いたモデルだ
Cクラス。190Eを先祖に持つ、元祖コンパクトベンツだが今やミドルレンジのクルマとなった
EQA。ベンツのピュアEVとなるEQシリーズ。エントリーモデルのEQAからEQSまでこちらもフルライン展開となり、今後のメルセデスベンツのメインシリーズとなる可能性もある
Eクラス
GLAクラス
GLBクラス
GLCクラス
GLEクラス
GLSクラス
Sクラス。オーナーになることは日本の成功者の証とされてきたクルマ。現行モデルはドライバーズカーとしての一面も強化してきた
Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)。ランクルと並ぶ古典的なSUVだが、軍用車を始祖とする重厚かつ迫力あるスタイルが街乗りでも支持を集めて大人気車種になった