RAV4にも12月1日にPHVが追加された。国産のPHVの数はまだ少なく、他にプリウスPHV、三菱アウトランダーPHEV、エクリプスクロスPHEV、レクサス NX450h+と数車種にとどまっている
世界初の量産ハイブリッド専用車として1997年に登場したプリウス。現行車は4代目となる。ライバルも増えてきたことから、以前のような勢いは失われつつあるものの、HVのパイオニアへの信頼感の高さは抜群だ
世界のEVでシェアを伸ばしているのはテスラ。小型EVセダンのモデル3の2021年の販売は好調で、テスラの最量販車となっている
2020年度のEV全体の販売台数は約1万4300台と、広く普及しているとは言い難い状況。そのなかでもっとも売れたEVは日産・リーフで、9491台を販売した
充電スタンドは増えているものの、やはりまだEVは不安というなら、まずはプラグインハイブリッドから
コンセント型が最も安価に設置できる。自宅で充電できれば、利便性だけではなく、電気代が安い時間帯に充電できるため、コスト面のメリットも大きい
ポートの位置は車種によって異なるが、写真の場合、右が普通充電、左が急速充電用だ
充電スタンドにも急速充電と普通充電のスタンドがある。充電量が多い時は急速充電でないと、長時間にわたり充電しなくてはならない。高速道路のPAの充電スタンドは基本的には急速充電だ
プリウスPHVには、バッテリーをエンジンで充電しながら走行できる「バッテリーチャージモード」を搭載。電欠の不安を感じずにすむ
実は満充電は必要な時以外、避けたほうが電池の劣化を防げる。また、できるだけ満充電やゼロにすることは避け、30~80%くらいの間で使用するのが理想と言われている
スーパーなどの公共施設に設置されている充電のスタンドは普通充電のところも多い。ほんのちょっと充電したいといった時にはこれでも十分
最近では、充電スタンドが設置されている駐車場や道の駅なども増えている。旅先で電欠の心配は少なくなっているものの、山間部などへの遠出には不安は残る
リーフの現在地から最終目的地までの道案内をしてくれる「ドアtoドアナビ」には、目的地に合わせて途中の充電プランを提示してくれる日産初のEV専用機能を搭載。こういった機能を活用すれば、不安なしに遠出ができる