エクステリアデザインがウリだったヴェロッサ。車名がイタリア語の「Vero(真実)」と「Rosso(赤)」を組み合わせた造語というだけに、イタリアンテイスト溢れるデザインが施された
発売期間は2001年~2004年。マークIIとともに売れに売れた時代もあったチェイサーとクレスタの後継車として期待されたモデルだったが、驚くほどの短命に終わった
リアビューはフロントの押出の強さと比較すると抑えめのデザイン。当時、腰高感がイマイチ……という声が多く聞かれた
内装もイタリアンテイストを感じさせるデザインが施されていたはずだったが、中途半端感は否めず、一部では酷評された
バブル真っただ中の1990年、280psウォーズが繰り広げられるなかで登場したスポーツクーペ。一代で終わってしまったモデルだが、2001年の生産終了までに4度のマイナーチェンジが実施された
厚みのあるリアのフォルムは重戦車さながら。1700kgという重い車重も話題となった
1998年8月にはビッグマイナーチェンジが実施された。これがGTOの最終型となった
GTO最終型の大きな変更点のひとつは大型リアスポイラーの採用。よりアグレッシブな印象となった
1990年4月に登場した4代目からマツダ コスモからユーノス コスモへと名称が変更された。初代のコスモスポーツ以来のロータリーエンジン専用車とした注目を浴びた
金食い虫と揶揄されたロータリーエンジン。ハイパワーではあったものの、燃費は極悪……。バブル絶頂期だからこそ許されたエンジンだった!?
ユーノスの上級グレードという位置づけだっただけに、内装や装備もラグジュアリー感溢れるものに
初代のコスモスポーツは1967年に登場。世界初のロータリーエンジンを搭載した量産車で、マツダの礎ともなったクルマだ。搭載したのは、982cc、2ローターの10A型エンジン
2002年のオートサロンでは、新ロータリーエンジン「RENESIS」を搭載したコスモ21を出展。ただし、こちらはマツダスピードの手によるものだ
インフィニティブランドの象徴と言うべき存在だったインフィニティQ45。グリルレスのマスクには七宝のエンブレムが鎮座。当時、斬新なデザインと話題となった
エクステリアの高級感とは裏腹に、内装はシックな雰囲気。当時の同クラスに多用されていた漆を使用したインパネなどは使用されなかった
280psを誇る4.5リッター V8のHV45DE。ライバルと目されていたセルシオは一足先の1989年10月に登場。セルシオは4リッターV8エンジンを搭載。こちらは最高出力260psを発揮した
2001年のフルモデルチェンジで登場した3代目がインフィニティQ45の最終型。全長が拡大され、リアのデザインはフーガやスカイラインと共通となった
ミドシップはスーパーカーの専売特許というイメージを払拭したMR2。これだけでも、MR2の貢献度は大きいと言えるだろう
国産車初の量産型ミドシップ車ということで、クルマ好きの注目と期待を一身に集めてデビューしたMR2。リアデザインの斬新さも話題となった
2代目となったSW20型もミドシップレイアウトを踏襲。セリカと同じターボチャージャー付き2リッター直列4気筒の3S-GTE型のほか、NAの3S-GE型も設定された
1999年10月に後継モデルのMR-Sが登場。ミッドシップレイアウトは継承された。それとともにMR2の販売は終了となった