某大手タイヤショップの販売サイトでは、応急補修剤のデメリットとして、「使用後にタイヤの内部が液剤でベタベタになるため、内面パッチ等の修理ができなくなる可能性がある」と記載されている(PHOTO:AdobeStock_ThamKC)
自動車整備工場やタイヤ専門店は、応急補修剤を使うとパンク修理ができない可能性がある、としている。修理の際、応急補修剤がべたつくため、拭き取り作業にかなり手間がかかるからだ(PHOTO:写真AC_acworks)
応急補修剤を除去洗浄する工賃は5000円程度が多いそう。これに、パンク修理の作業工賃3000円程度を合わせた金額がかかり、タイヤ修理費としてはやや高額。一本5000円程度の激安タイヤで良ければ、新品へ交換してしまう方が、安く済むかもしれない(PHOTO:写真AC_ツボツボ)
補修剤をつかってもパンク修理は可能だが、そもそも補修剤では対応できないパンクもあるため、やはりプロにみてもらってから対応した方がいい(PHOTO:Adobe Stock_ ponta1414)
タイヤの主原料はゴム。時がたつにつれて徐々に硬くなり弾力を失っていく。摩耗していないタイヤであっても、弾力が失われていると、走行中にバーストする、という事態にも(PHOTO:写真AC_beauty-box)
劣化によりカチカチになったタイヤは、グリップ力が低下(ブレーキやハンドリングに影響)するだけでなく、乗り心地が悪くなったり、ロードノイズも酷くなる(PHOTO:写真AC_Zero-96)
スリップサインが出てからでは遅い。雨の日の高速走行では、ハンドルに手ごたえがなくなったり、フロントタイヤが浮いてしまうような現象に陥ることもある(PHOTO:写真AC_empathy)
クルマの走らせ方でも、タイヤの寿命は変わってくる。急ハンドル、急ブレーキがよくないことは当然のこと、駐車場などで、クルマを動かさずに、ハンドルの据え切り操作を繰り返す方はご注意を。その運転、トレッド面をガリガリと削っている(PHOTO:AdobeStock_xiaosan)
JAFによると、ロードサービス出動件数のうち、タイヤのトラブルは2017年度に約39万件と、過去最多を記録したそう。これは、10年前である2007年度(約29万件)から、約10万件も増えていることになる(PHOTO:写真AC_K-factory)
点検不足で、劣化タイヤをそのまま使い続けたり、空気圧不足のまま走り続けたりしていないだろうか?月に一度は空気圧チェックを!(PHOTO:写真AC_雨のち時々いつか晴れ)
空気圧をチェックする際には、サイドウォールの傷や残り溝があるか、釘や石などがトレッドに挟まっていないかについても、ついでにチェックしよう(PHOTO:写真AC_ Roshi)
フルサービスのガソリンスタンドなら、無料で点検してくれる。定期点検や車検のときだけでなく、こまめに確認しよう(PHOTO:写真AC_photoB)
扁平率の低いタイヤの場合、タイヤのサイドウォール部分が物理的につぶれる量が減り、パンクしていることに気づきにくくなるので、特に注意が必要(PHOTO:エムスリープロダクション)