写真手前がEVのアイオニック5で、奥がFCVのNEXO。ヒョンデから日本市場へはこの2車種が投入されることがアナウンスされている
アイオニック5のフロントマスク。パラメトリックピクセルLEDヘッドランプは一体型のフルLEDを採用し、コンピューター画像の最小単位であるピクセルからインスピレーションを受けて誕生したデザインだ
試乗したアイオニック5は最上級グレードで4WD車の「Lounge AWD」(589万円)。後輪のモーターが優先される制御となっている
アイオニック5の乗り心地のよさを実感していた国沢光宏氏。アイオニック5はクルマの乗り心地に関して一家言持つ国沢氏に舌を巻かせた
アイオニック5は全長4635×全幅1890×全高1645mmのミドルSUV。最低地上高は160mmを確保している
ヒョンデ独自のEVシグネチャーによってシャープで洗練されたフロントマスクを表現。未来志向のパラメトリックピクセルLEDヘッドライトとフロントバンパーランプが特徴的
ホイールベースは3000mmとこのクラスのSUVモデルにしてはロングホイールベースだ。1974年のトリノショーで公開されたジウジアーロの「ポニークーペコンセプト」をオマージュしたデザインだ
ショートオーバーハングにロングホイールベースのアイオニック5は、レトロでありながら未来志向的なフォルムを目指してデザインが仕上げられているという
リアコンビランプにもパラメトリックピクセルLEDを採用し、フロントとの統一感、デザインアイデンティティの統一と高品質感を実現
リアのパラメトリックピクセルLEDが点灯すると写真のように光る
シャークフィンアンテナに加え、ルーフ後端にはテールゲートスポイラーを装着し、スポーティな雰囲気を演出
Lounge AWDのタイヤサイズはフロント、リアともに255/45R20サイズとなる。タイヤはEV専用タイヤのミシュランパイロットスポーツEVを採用する(写真はミシュランのスタッドレス)
アイオニック5のデザインで特徴的なのが、フロントからリアにかけてドアの上から下にバキバキに入れられているキャラクターラインだ
雨滴感知センサーとビルトインドラレコ、ADASのスマートクルーズコントロール用カメラ
フロントミラー助手席側の下部にはカメラが設置され、モニター上にその映像が映し出されて安全走行をサポートする
アイオニック5の電動充電ドア。隠しボタンを備える
電動充電ドアは隠しボタンをクリックすることで開閉が可能となっている
ヒュンダイ改めヒョンデのエンブレム
アイオニック5のインテリア。E-GMP搭載により、フラットなフロアでゆとりある空間を確保している。ともに12.3インチとなるナビ画面とLCDカラーディスプレイを備える
アイオニック5のフロントシート
アイオニック5のリアシート
フロントシートの内張り。BOSEプレミアムサウンドシステムのスピーカーを備える
ラゲッジスペース。電動のスマートパワーテールゲートを装備
ボンネット側のトランクスペース
ホイールを包み込んでいるホイールアーチはダイナミックなイメージをもたらすことを目的としたデザインパターンが刻み込まれているのが特徴だ
電動式シフトダイヤル。前進のDはダイヤルを前側に回し、後退のRは後ろ側に回す。直感的な操作感を目指したという
パーキング時には写真のPボタンを押す
アイオニック5のフロント側スカッフプレート
アイオニック5の車名エンブレム
国沢光宏氏とアイオニック5。その走りの実力の高さは欧州車に決して引けを取らないホンモノだったという
Louge AWDは最高出力305ps/2800~8600rpm、最大トルク61.7kgm/0~4000rpmを発揮するモーターを搭載
アイオニック5走り
こちらはFVCのNEXO(ネッソ)。アイオニック5に比べると、国沢氏は「やや古さを感じてしまう」とのことだった
ヒョンデモビリティジャパンの加藤成昭マネージングダイレクター
ヒョンデモビリティジャパンの佐藤健マーケティングチームシニアスペシャリスト
ヒョンデモビリティジャパンR&Dセンターの占部貴生デザインチーム長
1974年のイタリア・トリノショーで公開されたジウジアーロがデザインしたポニークーペコンセプト
初代ヒュンデポニーは1975年に登場。ポニークーペコンセプトのデザインを継承し、そのプラットフォームは初代三菱ランサーのものがベースで、三菱製のサターンエンジンを搭載していた