1997年に販売が開始されたトヨタの初代プリウス。世界初の量産ハイブリッド車でもあり、当時の10・15モード燃費走行で28km/Lという性能を誇っていた
トヨタのカローラはガソリン車とHVの両タイプが販売され、写真のハイブリッドSは車両価格が257万4000円、ガソリン車のSは213万9500円となっている
HVの魅力はガソリン代金を節約できることだが、車両価格が高めになり、乗り方次第で燃費も大きく変化してしまう。また、ガソリン高騰時にはHVの恩恵が大きくなる
あまり距離を走らない場合、ガソリン車とHVの車両価格差を燃料代で吸収するのに時間がかかることが理解できる。程度の差はあれ、車種が変わってもこれは同様
ホンダ ヴェゼル。スポーツ志向のコンパクトSUVで、現行モデルは2021年に登場。HVモデルは3グレード、ガソリン車はGの1グレードがラインナップされる
PHV車の充電にかかる電気代はそれほど多くないが、その電気を作り出す際に二酸化炭素は排出されてしまう。これがエコロジー面にどう影響するかは検証が必要だ
HVもガソリンエンジンを搭載していることに変わりはなく、いずれは写真の日産 リーフのように完全なEVが主流になりそう。ガソリンエンジンはロストテクノロジーになるのか?
現行の純ガソリンエンジン車にはスポーツカーが多い。もともと実用性よりも趣味性が重視されるジャンルだけに、ガソリン代を気にしないユーザーが多数派?
日本国内ではProto Specが先行販売される新型フェアレディZ。14年ぶりのリニューアルだけあって期待は大きく、それに応えるだけの動力性能を有している
新型スバル BRZ。先代同様にトヨタ86(最新型はGR86に改名)の兄弟車で、エクステリアの一部デザインを除くとほぼ同じと言っていい。エンジンはスバル製
トヨタ GR86。フロントエンジン・リアドライブのFRレイアウトを採用し、俊敏な運動性能を発揮する。エンジンも初代モデルに比べてパワーアップされている
GR86に搭載される2.4リッター水平対向4気筒エンジン。スバル BRZも同じエンジンを搭載するが、バッジと出力特性のチューニングが異なっている
マツダ ロードスター。1.5リッターのガソリンエンジンをフロントミドシップに積み、理想的な重量配分を実現。SKYACTIV-Gエンジンは燃費特性にも優れている
軽自動車のジムニーと並んで大人気のジムニーシエラ。ガソリンエンジンのこのクルマが売れているということが、ガソリン車への根強いニーズを証明している