日本の公道をモータースポーツ最高峰カテゴリーであるF1マシンが走る常識離れした光景。そんなウソみたいな世界を、レッドブルが再び日本でも見られる機会を作ってくださいました!! しかも、レッドブルへの電撃移籍を決めた角田裕毅もドライブしたんですから、もう興奮しすぎて落ち着いていられません!!
文:ベストカーWeb編集部 鈴村朋己/写真:小塚大樹、Red Bull Content Pool、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】都心を駆け抜けるF1マシンがカッコ良すぎるから見て!! いつか公道開催も期待しちゃううよね(7枚)画像ギャラリー直前までの雨が嘘のよう!! これは神様からの恵み
シトシトと雨が降る4月2日の朝。この日はなんとしても太陽が出てほしかった。理由は4月4日に幕を開けるF1日本グランプリを目前に行われているキックオフイベントRed Bull Showrun x Powered by Hondaの開催日だからである。
このイベントは東京・お台場の街をF1マシンが駆け抜けるという、アドレナリンが出まくるモータースポーツファンには最高のイベント。それゆえ、天候が悪いとF1の走行は危険と判断され、F1マシンと操るドライバーによる魂溢れる走りが見られなくなってしまう。
ところが、イベント開始時間となると12時前に、イベント会場には明るい光が差し込んでいる。走行前に上がるこの上ないシチュエーション。きっと朝早くからイベントを楽しみに来場したファンたちのために、神様が贈ったプレゼントなのだろう。
残念ながら路面がウエットだったため、走行を予定していたホンダRA272の走行はキャンセルになってしまったが、レーシング・ブルズカラーとレッドブルカラーのレッドブルRB7、そして2021年のチャンピオンマシンである、レッドブルRB16Bの3台は走行が叶ったのだった!!
【画像ギャラリー】都心を駆け抜けるF1マシンがカッコ良すぎるから見て!! いつか公道開催も期待しちゃううよね(7枚)画像ギャラリー角田が魅せた東京ドリフトに大興奮
レーシングブルズカラーのRB7にはリアム・ローソンとアイザック・アジャー、レッドブルカラーのRB7には角田裕毅、レッドブルRB16Bにはマックス・フェルスタッペンがステアリングを握った。
デモランのコースは1周あたり約1.6kmあり、非常にタイトなコーナーも設定されていた。このタイトなコーナーの進入で来場者を沸かせたのが、母国グランプリを前にレッドブル・レーシングへの電撃移籍が決まった唯一の日本人ドライバーである角田裕毅だった。
ローソンとアジャー、そしてチャンピオンのフェルスタッペンまでもがコーナーリングに苦労していたものの、角田はいきなり華麗なスピンターンを決めてみせたのだった。
厳密にはフェルスタッペンが操るRB16Bと角田のRB7とでは車両の大きさが異なり、ボディサイズがRB16Bでデモランのコースを走るのは非常に厳しかったことだろう。それを考えても、角田のテクニックは凄まじかった。
「ちょっと時差ボケがあったので眠気覚ましがてら全開で行こうと。あとRB7のエンジンはV8なんで、ファンのみんなは甲高いサウンドを聞きたいかなと思って(笑)」と角田節全開!!日本グランプリを前に最高のウォーミングアップになった模様だ。
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