冬季、道東の釧網本線の釧路~標茶を走る『SL冬の湿原号』。丹頂鶴の生息する釧路湿原を走り、丹頂鶴がすぐ近くを飛来することもある
首都圏からのアクセスがいい東武鉄道の『SL大樹』。観光地としても人気の鬼怒川温泉、日光エリアを走る。ほぼ毎日、しかも複数往復の運行なので気軽に乗車できる
「デゴイチ」の愛称でSLを代表するD51は、大型のテンダー型の蒸気機関車。昭和30年代までは全国各地の幹線で活躍した
JR九州「SL人吉」を引くのは大正生まれの古典機関車「58654」。8620形という形式の蒸気機関車で「ハチロク」と呼ばれたりもする。大正生まれながら、部品のほとんどを新しく作り直して運行を続けている
JR東日本の旧形客車。国鉄時代と変わらないニス塗りの壁や木の床が今も保たれているのは奇跡に近い。まさにSL列車の現役当時の雰囲気を味わえる
JR東日本「SL銀河」の客車車内。JR北海道で客車をディーゼルカーに改造した珍車だったが、JR東日本に移籍して、『SL銀河』用に車内もユニークなものに改装された
茨城県、栃木県を走る真岡鐵道の「SLもうか」では、終点茂木駅で機関車の回転シーンを安全に見学することができる。これもSL列車のハイライトシー
2023年春で運行終了が予定されている岩手県の釜石線を走る「SL銀河」。東日本大震災からの復興支援の意味合いもあるだけに、新しい形での復活を望みたい
JR西日本「SLやまぐち」号用のD51 200。京都鉄道博物館に併設のSL検修施設で整備中の姿で、後ろはC62形
JR東日本の「SL銀河」。宮沢賢治ゆかりの岩手県釜石線を走り、客車も銀河鉄道をイメージした装飾が施されている
「SL銀河」には、釜石線沿線の民俗文化などを紹介するミニ展示コーナーがある
SL銀河」の売店カウンター。グッズやおみやげ、スナック類などを揃えている
光真岡鐵道真岡駅に併設の展示・休憩施設「SLキューロク館」(右)と空気で動くD51の車庫(中)。左は真岡駅と本社社屋で、巨大SLが3台並んだような面白い光景だ