今やEV大手のテスラもテレワークを禁止し、出社を求めるようになったとの報道もある。生き残るためにはスピードや効率優先なのだろうが、ではテレワークが何も生まないのか? と考えるとそれも違う気もする (elenabsl@Adobestock)
ホンダは2輪・4輪のほか、発電機や蓄電器、耕運機などを製造するパワープロダクト事業や航空機のホンダジェット、そしてレース活動もまた事業とする総合モビリティメーカーだ
【更なる新規事業も】ホンダの社内ベンチャーとして登場したのは「ストリーモ」。電動3輪モビリティで原付免許で公道も走行可能だ。6月13日より先行予約開始(抽選)、年内に発売予定。価格は26万円(税込み)
【ホンダの耕運機】家庭用小型耕運機では他社の追随を許さないほどメジャーな存在。パワープロダクツと呼ばれる事業ではほかにも発電機や持ち運び可能なバッテリーのほか、小型船舶のエンジンなども手がけている
【カッコいいね!】小型船舶の名門佐野造船所にも搭載されるホンダのエンジン。よく見ると出力を示す数字の下にさりげなく「VTEC」と書いてある。ここにもホンダのエンジン技術が惜しみなく投入されている
【小型ビジネス機No.1】ホンダジェットである。機体どころかエンジンもホンダ製なのだ(エンジン単品も販売している。)航空機製造を祖とする自動車メーカーは数あれど、その逆で事業化に成功しているのはホンダだけではないか?
【レースも事業】今も2輪レースやGT、インディカー選手権で大活躍しているのは「HRC」でホンダの1主要事業である。F1は今年よりあくまでサポートの立場で参戦だF1に「POWERD BY HONDA」の復活は本当にないのか?
【実は】今もHRCで陣頭指揮を執る浅木氏がかつてLPL(車両開発責任者)として世に送り出したのが、初代N-BOXだ。TOPを取るために考えに考え抜いた発想を持つことの大切さを市販車にもF1にも活かす。それがホンダの魂だと思う
【頑張って欲しい】シビックに待望のe:HEV仕様が追加。北米や中国で売れまくっている新型シビックだが日本での販売目標は300台/月と寂しいかぎり。収益重視なのはわかるが、モノグレード、約400万円……日本の売り方にもホンダらしさが欲しい
【全日本工業ショー?】来年からの東モは「オールジャパンインダストリーショー」? クルマの殻を割って工業全体を! の想いはわかるがそこに夢はあるか? テレワーク廃止の話題もしかりだが上位下達のイメージが先行するのはイノベにつながる創造性を削ぐことにならないかと危惧してしまう